* 日々のいろいろなことの中から、そのまま消えてしまうのがもったいない気がするものを、まとまりのないままに拾い集めています 来年5月17日(土)に東京サロンオーケストラの定期演奏会でハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」を演奏することになりました。以前この曲を他のオケのトラで演奏したときはとにかく譜面を音にしただけで、曲について思いをいたすということもなく、なんだか薄暗くてしかも躁・鬱の激しい分裂気味の妙な曲だくらいにしか思わなかった(恥)のですが、自分のオケで演奏するとなるとさすがに「妙な曲」ではすみません。この曲はレールモントフの戯曲「仮面舞踏会」のための劇音楽から5曲を選んで編まれたということなので、もっと曲と仲良くなるために当の戯曲を読んでみることにしました。 ところがこの戯曲「仮面舞踏会」はレールモントフの代表作というわけではないらしく、単行本もないしナントカ文学全集の類にも入って