紙テープを使った速記用点字タイプライター。8×2.5×5インチ。ドイツ製。日本では「ブリスタ(BLISTA)」と呼ばれて、点字を読める盲ろう者とのコミュニケーションに使われています。
指点字は、盲ろう者(視聴覚二重障害者)同士、および盲ろう者と非盲ろう者の間でのコミュニケーション手段の一つです。 福島智さん(現東京大学教授・盲ろう者)のお母さんが、ふとしたきっかけで思いつかれたものです。 指点字は、読み手の左右3本ずつの指(人差し指・中指・薬指)を、点字タイプライターの6つのキーに見立てて点字を打つものです。 この指点字が、少しでも迅速に伝えられるようにするために作られたのが「指点字略字」です。 同じ単語を打つのに、略字を使うと打つ回数が少なくて済みます。 なお、点字タイプライターには、パーキンス(アポロ)ブレイラー法式とライトブレイラー法式の2種類の指使いがありますが、指点字では前者が主流になっています。 福島智さんが東京都立大学の学生だったころ、何人かでローテーションを組んで、授業の通訳に当たりました。 私も、その中の一人でした。 しかし、授業の進み方が速く、それを
はじめに NHKの報道番組「クローズアップ現代」は、去る2002年11月7日に「ベストセラーをめぐる攻防〜作家vs図書館〜」を放送しました。図書館がベストセラーの複本(同じ本)を購入することについて、まず前半で、それに異議を唱える作家・出版社と、ある程度の複本の購入は必要であるとする町田市立図書館の主張をそれぞれ紹介しています。 間に糸賀雅児・慶応大学教授(図書館情報学)のコメントを挟み、後半では、これからの図書館の目指すべき方向を示唆するものとして、科学と産業に収集分野を特化した神奈川県立川崎図書館とビジネス支援を掲げた浦安市立図書館の2館を取り上げています。 最後に糸賀氏がこれからの図書館は、資料を揃えて利用者を待つという受け身の姿勢から、情報を発信する「地域の情報拠点」、「知的インフラ」としての役割を果たす必要があるとコメントして終わっています。 町田市立図書館は、視聴
雑談 ハリーポッターを50冊購入したことについての図書館の見解。NHK「クローズアップ現代」に対する図書館の見解町田図書館は正面からぶつかることにした模様。 まあ見解は書かずに、「図書館の自由に関する宣言」を抜粋して、気になるところを強調しておくことにする。 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。 日本国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である 知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自由と表裏一体をなすものであり、知る自由の保障があってこそ表現の自由は成立する。 知る自由は、また、思想・良心の自由をはじめとして、いっさいの基本的人権と密接にかかわり、それらの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く