【岡本玄】退職を事実上迫る「追い出し部屋」で働かされ、無理なノルマを課せられたとして、大和証券グループの日の出証券(大阪市)に出向した男性社員(40)が、計200万円の慰謝料と大和証券の社員としての地位確認を求める訴訟を大阪地裁に起こしたことが分かった。28日に第1回口頭弁論があり、両証券会社は請求の棄却を求めた。 訴状によると、男性は1998年に入社した大和証券でシステムの企画などに携わっていたが、2012年に日の出証券への出向を命じられた。営業の部署に入った男性は他の担当者とは別の部屋(広さ約100平方メートル)で1人で仕事をさせられたほか、1日100件に上る新規顧客の開拓を命じられたとしている。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら