日本オラクルは8日、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」がNTTドコモのデータマイニング・システムに採用され、2011年4月より稼働を開始したと発表した。 NTTドコモでは経営に役立てるためのデータ分析業務に日々蓄積される膨大な顧客・契約情報や料金請求情報などを利用するデータマイニング・システムを2003年から運用していた。しかし、本データマイニング・システムでは、複雑な条件でのデータ分析や、分析用データ公開までの期間短縮などのニーズが高まっていたという。 そこでNTTドコモは、2010年11月、「Oracle Exadata」の採用を決定し、データウェアハウスからデータを取り込み、分析用データを整備する部分に導入した。 新システムでは「Oracle Exadata」を活用することで、従来は約3日間かかっていた処理が30~40分で終了し、分析用データの公開までの期