1908年6月30日、シベリア上空に小天体が飛来し空中で爆発し、一帯の針葉樹林をなぎ倒し70キロメートル離れた農村でも死者が出るなどの被害があった。毎年6月に開催される、小惑星衝突のリスクを考える国際天文イベント「アステロイド・デイ」はこの「ツングースカ爆発」にちなんでいる。 直径50メートル程度の小天体(小惑星または彗星)が爆発したツングースカ爆発は、人の住んでいない地域で発生したため人的被害があったとはいえそこまで大きくなかった。だがこれが都市の上空であればどのようなことが起きるのか、約3600年前の遺跡の発掘から明らかになりつつある。 トール・エル・ハマムと死海の位置。出典:Scientific Reports volume 11, Article number: 18632 (2021) 米カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校の研究者らは、ヨルダン渓谷南部の都市「トール・エル・ハ
弁当店で店員を怒鳴りつけ暴言を吐く、あごマスク姿の2人。 身勝手な行動は、このあとさらにエスカレートしていく。 未明の弁当店に現れた2人の客。 男性客「お前の給料は、ここで買ったお金で払われてんだろ! オーナー呼べよ! 呼べや!」 店員「すみません」 店員に対し怒鳴りつけ、さらに何かを勢いよく投げつけた。 FNNが独自に入手した映像には、男性客2人による弁当店での身勝手な迷惑行為がとらえられていた。 5月25日午前3時すぎ、弁当店「キッチンDIVE」に現れたスーツを着た男性と灰色の服を着た2人組の男性。 この時、男性たちは、買ったお総菜を温めるよう希望した。 しかし、「感染対策から、店内での電子レンジの使用を控えている」と店員が伝えると、男性たちの態度が一変する。 男性客「誰がしたんじゃこらぁ! オレ、お前の年収、1カ月でもうけてるからクズ」 店員に向かって、大声で暴言を吐き始めた。 男性
滋賀県内で2020年に認知された特殊詐欺のうち、件数、被害額ともに約7割が65歳以上の高齢者に集中していたことが、県警の調べでわかった。自宅を訪ね、キャッシュカードをだまし取る手口の横行で、2年続けて高い割合となっており、県警は取り締まりや高齢者に対する啓発を一層強化する方針。「『自分は大丈夫だ』と過信せず、警戒を」と呼びかけている。(松山春香) 【動画】横断歩道でまだまだ止まってくれない栃木県…県警が作りました 県警によると、特殊詐欺の認知件数88件のうち、高齢者が被害に遭ったのは60件(68・2%)。被害額は全体の約1億5000万円のうち約1億800万円(72・1%)を占めた。 高齢者の被害は、18年までの5年間は件数ベースで約4~5割で推移していた。しかし、19年に144件中106件(73・6%)と急伸。背景にあるのが、犯人グループが自宅を訪ねてカードをだまし取り、現金を引き出す手口
一口食べただけで味をけなすような手紙を置いて行った客がいたと、宮城県内のラーメン店がツイッターで怒りを露わにしている。 マスクへの注意を喚起する店の投稿が一部で非難されたことから、それがきっかけになった可能性もあるという。店長に事のてん末を詳しく聞いた。 ■3日連続で来店、毎回ほとんど残した この手紙は、手帳のページを切って書き込んだ形のもので、しっかりした字でスープや風味、具材について1つ1つ細かく突っ込んでいた。 店で出しているラーメンの1つについては、ダシや調味料などが譲り合って何味か分からず、魚介は生臭くてチャーシューはメンマのように硬いとあった。また、醤油味のラーメンについては、スープが甘く、団子のタレのような「微糖ラーメン」だと指摘していた。塩がおいしいかですべてが分かるとして、次こそ完食して「リベンジ」したいので、頑張ってほしいとも書かれていた。 ラーメン店は、この手紙の写真
新型コロナウイルス感染症の流行拡大は続いており、2020年12月6日時点で世界の感染者数は6600万人に達する見込みです。 当初、武漢市の海鮮市場から広がっていったと考えられていた新型コロナウイルスですが、WHO(世界保健機関)が公式に発表している世界最初の新型コロナの症例は2019年12月8日に発症したとされています。 公式の世界最初の症例からもうすぐ1年が経とうとしていますが、新型コロナがいつから世界に広がっていたのか、徐々に新しい事実が判明してきました。 武漢では海鮮市場での流行前に感染者が発生していた新型コロナウイルスは2019年12月に武漢市で発生し、武漢から世界に広がっていったというのが一般的な認識かと思います。 武漢市での新型コロナ流行初期の対応(doi: 10.1056/NEJMoa2001316.)ご存知の通り、武漢で流行が認知された当初は海鮮市場に関連する症例が多かった
緊急でエントリを投稿します。本日2月6日10時30分より厚労省の主催で「ゲーム依存症対策関係者連絡会議」が行われる予定です。厚労省は当該会議の開催にあたって、事前に使用資料配布を行っているのですが、それを拝読して「こりゃ、エライことになりそうだ」と思ったので早朝に一人パジャマ姿でエントリをしたためております。 当該会合では久里浜医療センターの樋口進センター長が2019年1月から3月に行った中高生のゲーム利用に関する全国調査の結果発表を行うこととなっています。そして、その資料の中には「中高生のゲーム依存95万人」だとか、「その比率が国際的に非常に高い」だとかを示唆する資料が沢山出て来ています。(資料はコチラから参照) おそらくこの会合の後には、各報道機関から「厚労省調査:国内中高生93万人にゲーム依存の疑い。国際的にも非常に高い水準」などという見出しのニュースが出がちだと思うのですが、各報道
「将来、プロゲーマーになりたい子供たちに『これだけはかかせない』ことがあれば教えてください」。賞金総額30億円のeスポーツ大会に出場する選手たちは、口をそろえてこう回答しました。 「勉強です」。 人気ゲーム『フォートナイト』の世界大会に日本人選手4名が出場! 米国時間7月26日から28日(日本時間では7月27日から29日)にかけて、アメリカのニューヨーク州にて人気ゲーム『フォートナイト』の世界大会「Fortnite World Cup」が開催されています。 「Fortnite World Cup」の賞金。最下位でもひとりあたり最低5万ドルの賞金。大会資料より 「Fortnite World Cup」の目玉はその賞金です。なんと優勝者には300万ドル(約3億2,600万円)、出場するだけでも5万ドル(約540万円)、総額3,000万ドル(約32億6,000万円)にものぼる賞金が用意されている
世界貿易機関(WTO)が韓国による東北など8県の水産物の禁輸措置を容認してからまもなく3カ月、旬を迎えた東北を代表する海産物「ホヤ」が大量廃棄に今もあえいでいる。捨てられ続ける状況に歯止めをかけようと立ち上がったのは宮城県塩釜市の飲食店オーナー、佐藤文行さん(59)。「これをヒーローにしないでどうするの」とその味に魅せられ、食の力で現状を打破しようとする活動に密着した。まずは最新の動画をご覧ください。 https://creators.yahoo.co.jp/otashingo/0200028669 終わらぬ禁輸措置 大量廃棄にあえぐホヤホヤの刺身(筆者撮影)「ホヤほど健康に効果的で多様な料理に活用出来る食材はない!」と佐藤さんは言う。 塩味が強く、独特の風味を持つホヤは宮城・岩手を中心とした東北地方では日常的に食べられている海産物。むきたての生臭さのないプリプリな食感は地域で長年愛されて
2018年12月26日放送のTBS系列「ビビット」に収録で出演した。テーマは「クリスマスケーキ大量廃棄の実態」。 一日400〜500kgのケーキがリサイクル工場に運ばれ、破砕処理されブタのエサにある食品リサイクル工場に、一日400〜500kgものケーキが、ケーキ工場や百貨店、スーパーなどから、食べられることなく運ばれてくる様子が放映された。 このリサイクル工場では、2017年度の受け入れ量が一日平均32トンだった。クリスマスケーキが大量に運ばれてきた日は、一日34トンと、平均を上回る処理量となった。 内容は、ショートケーキやチョコレートケーキ、チーズケーキ、モンブラン、紅芋タルト、スポンジの台など。140リットル入るゴミ箱が次々一杯になり、溢れていった。 リサイクル工場の社長によれば、クリスマスの時期、ケーキやローストチキンが増えるそうだ。普段の2倍以上の食品が運ばれてくる。2月になれば、
フランス政府は検索エンジンとしてGoogleをデフォルトで利用することを中止することを明らかにした。フランスでのフランス人のGoogle利用中止ではなく、あくまでもフランス政府内での検索エンジンをGoogleを利用しないだけだ。 代替としてQwantを利用 フランス国民議会とフランス陸軍省は2018年10月に既に、Googleをデフォルトの検索エンジンとしては利用中止している。Googleの代替として、フランスの企業Qwantの検索エンジンを利用している。 Googleが利用者の検索行動や履歴をトラッキングしてターゲット広告を表示することに対して、フランス政府は個人情報の取り扱いの観点から懸念を示している。 Googleの代わりに利用するQwantでは、利用者の検索行動や履歴をトラッキングしない。 フランスのマクロン大統領は「政府は利用者のプライバシー、インターネットへの安心安全なアクセス
ということで、ほぼ確定的な結論が出てしまいました。以下、gamesindustry.bizからの転載。 IOC会長:オリンピックにe-Sportsはいらない。「Killer Games」は暴力を助長するから http://jp.gamesindustry.biz/article/1809/18090401/ 「我々の観点から言うと,(※e-Sportsは)オリンピックの価値観に矛盾しており受け入れることはできません」 国際オリンピック委員会会長は,現状ではe-Sportsが象徴的なスポーツイベントに追加される見込みはほとんどないことを明確にした。アジア競技大会2018期間中にAssociated Pressに語ったところによると(参考URL),Thomas Bach氏は,現時点でさえビデオゲーム協議を考慮することを妨げている重大な障壁があると語った。 IOC会長はゲームの持つ暴力性をeスポ
6月24日に福岡で起きたITセミナー講師(以下、彼のハンドルネームである「Hagex」さんと記載)の殺害事件について、複数のマスコミが容疑者の供述を紹介するかたちで「被害者と容疑者はネット上のトラブルがあった」と報道しています。 しかし、筆者の調べではトラブルと言えるようなものではありませんでした。容疑者が一方的にHagexさんに対してネット上で攻撃を行っており、Hagexさんは容疑者が住む場所に来てしまったがためにリアルでも攻撃されてしまったという印象です。 また、報道に寄せられたコメントのなかには、「Hagexさんが煽っていたのだから自業自得だ」といった誤った認識も見かけられました。 このまま放置していれば、「死人に口なし」の状態でHagexさんの名誉が傷つけられ続けてしまいます。そのため、現時点でわかっている情報をもとに筆者なりに事件を解説します。 本来であれば警察の取り調べがおわり
巨大カルデラ噴火が、世界一の火山大国日本では避けることのできない、しかも差し迫った超巨大災害であることはこれまで何度も述べてきた(「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」、「最悪の場合、日本喪失を招く巨大カルデラ噴火」)。なんとか巨大カルデラ噴火の予測につなげたいと、私たちは日本列島で最も直近の7300年前に巨大カルデラ噴火を起こし、九州南部で進んだ縄文文化を育んでいた縄文人を一掃した「鬼界海底カルデラ」の探査を続けている。人口が密集する陸上では、マグマの状態を正確に捉えるために必要な、人工地震を使った「CT検査」ができないからだ。 すでに、カルデラ内に巨大な溶岩ドームが存在すること、そのドームが活動的であることは確認していた(「鬼界海底カルデラに巨大溶岩ドームが存在」)が、果たしてこのドームの存在が、将来の巨大カルデラ噴火につながるものかどうかはよくわからなかった。その最大の理由は、海底にある溶岩
2月10日、11日の両日、幕張メッセにおいて、毎年恒例となったゲームファン達の祭典「闘会議2018」が開催された。本年の開催における最大の目玉は、この2月に新設されたeスポーツの国内統合団体「日本eスポーツ連合(JeSU)」が発行するプロゲーマー認定制度適用の高額賞金制大会の開催である。国内ゲーム会社による複数のタイトルが、本制度を利用して優勝賞金が数百万円規模の賞金制大会を開催した。 我が国では、ゲーム会社自身が自社の販売するゲーム大会に賞金を提供することが景表法によって規制されており、「10万円を上限として商品価額の20倍」を超える賞金の提供が禁止されてきた。しかし今回JeSUは、当該団体の提供する「プロ認定制度」を通せば、高額の賞金提供も可能であるとの主張を行っている。この制度を巡っては未だ法的な疑義も多く、その適法性を巡って不明瞭な部分が指摘されてきたが、それら疑義に対する適切な回
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