料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。 父 「今日の晩飯は、レバーば買ってきたけん、オイが作るバイ!」 母 「どうしたの、急になまっちゃって」 父 「おいどんがなまっている理由は、後まわしでごわす。このレバーでうまか丼を作るでがんすよ」 母 「私、生レバーが好きだったんだけど、もう食べられないのよね。それも加熱用でしょ?」 父 「牛のレバ刺しは国家権力によって規制されたばってん、加熱すればよかでっしゃろ。一口サイズに切ったレバーを、63度のお湯で中までしっかり火を通してみんしゃい」 母 「沸騰したお湯じゃなくて、63度のお湯を使うのがポイントなのね!」 父 「低温殺菌牛乳にヒントを得た、『低温の魅力』でごわす」 母 「何それ、フランク永井みたい」 父 「今日は“食感の牛レバー”と“滑らかさの鶏レバー”の、ダブルレバーたい。これをたっぷり