フジテレビジョン(フジテレビ)グループの持ち株会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が、ベンチャーキャピタル事業会社「フジ・スタートアップ・ベンチャーズ」を設立した。15億円程度の投資ファンドを組成し、ITスタートアップへの投資を進めるという。 これまでゲーム事業やIT企業との連携などを積極的に手掛けてきたフジテレビだが、テレビ局がITスタートアップを対象としたベンチャーキャピタル事業に参入するケースあまり例がない。新会社設立の意図やその目標について、フジテレビ常務取締役でフジ・スタートアップ・ベンチャーズ代表取締役社長の亀山千広氏、フジ・スタートアップ・ベンチャーズの種田慶郎氏に聞いた。 --これまでフジテレビでは、ゲームやサービスを開発する中でITスタートアップと連携してきたと聞いています。その流れでのベンチャーキャピタル設立なのでしょうか。あらためて経緯を教えて下さい。