ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (16)

  • 「叱る」って依存症だったんだ! - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    依存症はいろいろある 薬物依存症 アルコール依存症 ギャンブル依存症 昔から世の中には多くの依存症があります ネット依存症 ゲーム依存症 スマホ依存症 などは近年の新しい依存症です 依存とは『心身の健康や生活を脅かしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない・コントロールできない状態』のことを指します 依存には、アルコールやニコチン、薬物などに関連する『物質系の依存』 ギャンブルや浪費、インターネットなどの行動や習慣に関連する『非物質系の依存』があります 依存症には段階があり、アルコール依存症で見てみれば ・つきあいで飲むなどは全く依存症ではありません ・酒に強くなり量が増加していく ・ほろ酔いでは飲んだ気がしなくなる この辺から依存症が始まりかけます ・飲んで記憶を失うようになる ・飲むことを優先した生活になる となれば職場にも家族にも多大な迷惑をかけるようになります

    「叱る」って依存症だったんだ! - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 女性の社会参加への戦い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    力が支配していた時代 古今東西万古不変、戦争を起こすのは大部分男性です 戦争の大義名分も勝った負けたも抜きにしてみれば、多くの死者を出し人口を減らす行為です 逆に女性は人間を生み出す力を持っており、男性は逆立ちしても新たな命を生み出す能力を持ちません 人口を増やす女性・減らす男性という歴史の見方もできます 生物界の原理は弱肉強であり「力が強いものが優勢に立つ」という法則が続きます 知性の発達した人類は少しづつ平等であろうという力が働きます 奴隷制度はなくなり、女性に選挙権が認められ、徐々に平等な社会になっていきます 私が高校生の時は早慶に進める頭の良い女の子でも親の意向で女子大に進まされることが多かったです 中には「女が四年制大学などダメだ!短大にしろ!」という親までいました 「女だから・・・」で能力があっても男より後ろにつかされます 日の女性が選挙権を得たのはアメリカに遅れること25

    女性の社会参加への戦い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 終身雇用と年功序列はなぜ生まれたか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    企業都合で生まれた制度 戦後の日は「東洋の奇跡」と呼ばれるほどの経済復興を成し遂げました 「アメリカ人のような豊かな生活がしたい」 冷蔵庫・洗濯機・掃除機・テレビ・自動車・エアコンなどなかったものが大量に生産され、消費されていきます 当時、松下幸之助さんが「貧困をなくすため無尽蔵に家電生産をせねばならない」と語っているのを見ればわかるように『無尽蔵に物が作れた時代』が戦後の日でした 当時の経営者は「ほっておくと給料の高い会社に従業員が移ってしまう」と『労働力を囲いこむ方法』を求めていました ・学校を出た金の卵の確保=新卒一括採用 ・定年まで雇用する=終身雇用 ・給料は年齢に応じてあげていく=年功序列 ・定年まで在籍すれば多くのお金が入る=退職金制度 ・老後の安定を図る=年金制度 が作られます 「学生さん!うちに入社すれば定年まで面倒みますよ」 「社員さん!いればいるほどだんだん給料は上

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  • この人が採用すると変な人ばかり - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ある支店のスタッフの問題 私が初めて支店長になったのは新潟県の中越地方にある絶不調の支店でした 私の前もその前も支店長は業績が悪く降職でした 当時は長引く景気低迷で支店が増えるわけではなく、誰かが降職をしないと私たちのような若手は支店長にはなれませんでした 「堕ちてくる人を待つ」という何とも嫌な状況です 前任の支店長と引継ぎの時「前の支店長が採用したメンバーが当にひどい!当に苦労した」とぼやいていました 確かに人が多く辞めて、多く補充した時代です 新入社員時代の上司ドイツ軍のロンメル将軍の言葉である「与えられた環境で知恵を出して勤めよ」をよく聞かされてましたので「与えられたスタッフで文句を言わずに成果を出さなくては」とは思っていました が、現状「なんでこんな人採用したんだろう?」という人が多くいます もう何十年もいるメンバー5人は潜在能力は高かったと思いますが、ここ数年に採用したメン

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  • 恋愛強者は常に3割 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    20代の男性3人に1人が交際経験なし 「最近の若い男性は草化してきている」 とよく言われますが、IQの上昇と共に異性を求める能は弱くなってしまったのでしょうか? 20代の男女のアンケート調査では男性より女性のほうが今までお付き合いした恋人の数が多いようです 男性は今まで「交際経験がない」と答えた方がなんと全体の3割もいました 「草系男子」「絶男子」など恋愛に対して消極的なイメージの男性を指す言葉が次多く生まれてきたように、奥手の男性が多くなっているようです 仕事趣味、スキルアップするための勉強など全てに全力でぶつかっている場合、恋愛が後回しになってしまうこともあるかもしれません 「男性の50%・女性の25%は生涯未婚になる」と言われていますが、結婚願望はどうなのでしょうか? 結婚願望のある女性は6割以上 男性の約45%、女性は約65%が「結婚したい」と回答しています 「したくない

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  • 思考は陰性化する性質がある - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    5万5千回想い 5千回考える 私達は1日に6万回の想う・考えるを繰り返すそうです 多くは〈想う〉で〈考える〉は5000回ぐらいだと言われています 意外に人間は考える動物なんですね この〈考える〉の9割は陰性な思考のようです 過去は美化するのに、未来は暗く見るのはわからない闇である未来に対する防衛能からだと思います とはいえ、まだ起こってもいない未来に対して絶望したり、生きる気力を失ったりして精神的に病むのは大脳の発達しすぎた人間だけの困った性質と言えます 「これから大失業時代が来る」 「私達の老後は年金破綻する」 「いずれ中国の属国になる」 まだ起こってもいない未来を勝手に悲観するのは心が疲れると思います 『予測』と『悲観』は全く別物です ほっとくと思考はどんどん陰性化する傾向がありますので、陽性化する癖を創るのが人生100年時代の幸福な人生にするポイントだと思います 「いい人生だった」

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  • 人生を狂わせる行動 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新興宗教だけではない人生を狂わせるもの 連日、旧統一教会による献金問題で人生が狂わされた方々の報道が続いています 「日には神道も仏教もしっかり根付いているのに、なぜ新興宗教にはまるの?」と聞くと 「神道や仏教じゃ関わり方が淡泊過ぎて『もっとしがみつきたい』『もっとかまってほしい』という人にはまったく物足りないんだよ」と言われました ビジネス宗教を立ち上げた人たちは、世の中には一定数そのような人たちが存在するというマーケティングがしっかりできているのだと思います ドラッカーが言う通り 「企業の目的は顧客の想像」 「その為にはマーケティングとイノベーション」 の理論をしっかり実践しているなと感心させられる一面もあります 旧統一教会のように活動悪でなくとも人生を狂わせる仕組みはたくさんあります 複利の力の陰と陽 以前いた会社では支店長会議の後、丸1日コンプライアンス会議がありました そこで「世

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  • 仕事中毒脳と多趣味脳 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    仕事が全て」は昭和の話 私も営業部長時代までは「生活の中心に仕事をおけ」と言っていました 社会人になったころはモーレツに働く昭和入社が大半だったので「仕事人生のほとんどのウエイトを占める」と思っていました 「会社からの転勤辞令で全国どこでも行く」 「目標数字は絶対」 「家族の都合も実家の都合も二の次」 「有休は病気した時にとるもの」 周りがそんな姿勢なので新人だった私も当然それに染まります 「営業ノルマがこなせていない」と休日出勤する先輩社員を尊敬のまなざしで見ていました 日の企業は『会社が全て』という人ばかりだったように思います 「支店が目標数字を追い込んでる時に子供の運動会に行きたい?」と支店長に言われている先輩社員を見て、会社の仕事>家庭の行事なんだと摺り込まれます 前回に引き続き「脳」の話題ですが「仕事中心の脳」を継続した怖さを考えてみます 趣味が多い人は脳が老化しにくい 「

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  • 学生脳と大人脳は違う - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「年齢で脳が老化した」のではない 「最近、顔はわかるんだけど名前が出てこない」 「年と共に脳が老化しているんだな・・・」 と40代・50代・60代でぼやく人がいますが、そうではないようです まずは『脳の中の記憶の引き出しが増えた』ことがあります ロシアウクライナ侵攻で ・初めて覚えた北欧・東欧の国 ・初めて覚えた武器の数々 ・初めて覚えた政治家の名前 ・初めて覚えたウクライナの州や街 脳の中の引き出しの『ウクライナ関連』はかなりいっぱいになったと思います AIやDXなどの英字のビジネス用の略語も年間いくつおぼえるでしょう? 好きなスポーツの新たな選手の名前、新しく入社した社員・・・ 生きた分だけ引き出しの量は増えます 引き出しが多ければ探して取り出すのは大変だし、中には長年触れず『開かずの引き出し』もあると思い売ます 「脳が老化した」と考える前に、大人の脳と学生の脳は根的に仕組みが違う

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  • もし45歳定年になったら・・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    終身雇用維持が不可能なのはわかるけど 「日が三流国に落ちる前に45歳定年制の導入を!」 サントリーホールディングスの新浪剛史社長(62)の発言により人事関連の社員のみならず、多くのサラリーマンが「もし45歳定年になったら・・・」を考え始めました 新浪社長の考えはごもっともで、実現すれば日は完全実力主義の強い国になりますが、人間というものはそんなに簡単に頭の構造を変えることはできません 都合の悪い思想はいい悪いに関係なくバッシングされます 実現すれば年収2000万組も増えますが、200万組も増え2極化します トータルでは「国民の所得は増えた!めでたしめでたし」となりますが、米国のような格差社会になります 45歳といえば子どもは中学生かそれ以下となり、これから最も教育費がかかる時期を迎える年齢で、その時期に収入が不安定になるとその後の子供の進学も危うくなる年齢です 45歳以上早期退職制度を

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  • 脳をだまそう! - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    意外に簡単に騙される私たちの脳 前回、松下幸之助さんの言葉で「いい会社に入ったと言い続けよう」という話をしました 「会社が好き」という人は思いのほか出世します 一種の暗示のようです 女の子に「〇〇ちゃんは可愛いね」 男の子に「〇〇くんはカッコいいね」 と言い続けると成長してからのファッションセンスは良くなるようです 会社の若手社員に 「君は優秀だな」 「君がいると当に助かるよ」 というと当に優秀になることもあります 中世の大航海時代、船酔いのひどい人に「このスープを飲めば、あっという間に酔いが治る」と普通のスープを飲ませたら、当に酔いが止まった 医者が「この薬は頭痛によく効く」と小麦粉を飲ませたら治った 怖い話では、カリブ海のブードゥ教で「お前に呪いをかけた!」というだけで死んでしまう人もいるそうです 人間の脳は意外なほど騙されやすいようです 脳を上手くだませばメリット大 騙すという

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  • 信仰心の深い人は幸運なのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    無宗教という自覚の強い日人 日人の場合「熱心に信仰している宗教がある」という人の方が少なく、逆に熱心に信仰していたりすると怪しまれたりします 日古来の神道に大陸から来た仏教が共存しているというのが一般的な見方です 神道でみれば 「お正月は初詣に行こう」 「合格祈願に行こう」 「夏祭りに行こう」 仏教でみれば 「お葬式と法事」 「お墓参り」 「仏壇に手を合わせる」 は日常に行いますが「神道の教えは?」「仏教の教えは?」と言われると意外に子供にも答えられない人は多いです 子供の教育上都合のいいものはピックアップして使ったりもします 「遠い先祖は神社、近い先祖はお寺」と教えているおばあさんがいましたが、子供にはわかりやすい説明です 今回のように大きな事件があると「宗教ってなんだろう?」と考える人は多くなります ・信仰は自由である ・宗教の良い悪いより、活動が社会的に善か悪かが重要 が論点に

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  • 定年再雇用を選択すべきか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「そんな死んだような目で生きなくていい」 とある元部長は60歳で役職を降り70歳までパートで再雇用する道を選びました 「住宅ローンもあるし、下の子はまだ大学生だから延長は助かる」と当初は言ってました いつも新入社員研修を講師として手伝ってもらっていたのですが、最近はめっきり会う機会もなくなり、久々に会うと「ずいぶんやつれたな・・・」という印象です 「実はかみさんに『そんな生気のない死んだ目をして出勤を続けるのなら辞めた方がいい』と言われたんだよ」と話してくれました 管理側からただのスタッフに降りた2人の女性は「早く帰れるようになって○○はじめた」と生き生きしてる姿をよく見かけていたので「責任から解放されて新しい人生が楽しそうだ」という感じでしたが、男性は違うようです ・会議にも出なくなった ・部下はいなく上司はだいぶ年下 ・40年間主力社員として会社を支えてきた自負心は消え ・人に頼りにさ

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  • 幸福ってなんだ? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    幸福は哲学の分野? 「人は幸福を目指して生きている」と言います 他の動植物は〈生命維持〉〈子孫繁栄〉の活動しかほぼしません 幸福を目指して生きるがゆえに〈喜び〉も〈苦しみ〉もあるような気がします 「幸福の追求ってなに?」は物心ついた時から考えているような気がします 数値は測れるので「お金」と考えたりします ただ年収800万円を境にして幸福度に差がなくなるとのことです 「自由こそ幸福だ!」という声が多そうですが、強烈な独裁者の元であったり、ひどい人種差別の環境であったりならわかりますが、先進国で民主主義なら自由を求めて戦う人は激減します 幸福は数値で表すことが難しく『極めて哲学的』『個人によって大きく違う』ものです 報道ばかり見ていると世界は悪くなっているように見えますが、実際は世界はどんどん良くなってきています 幸福は測る物差しが無いので『幸福感を得る考え方』が追及されます 科学的に見れば

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  • 情報断捨離 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ニュースは娯楽である 私が新入社員の頃は満員電車の中で新聞を小さく折りながら読んでるサラリーマンが多数いました 折り方が器用で手馴れており「あそこまで努力して情報インプットするから仕事ができるんだな」「努力してるな・・・」と感心しておりました 仕事が終わって帰宅すれば観るのはニュース番組で、21時・22時・23時それぞれ違う局のニュース番組を見ているという先輩社員も多かったです 帰宅したら「スポーツを見ている」「ドラマを見ている」「お笑いを見ている」「アニメを見ている」は娯楽とされ、ニュース番組を見ているは『情報収集の努力』とされていました ただこのニュースも『マスコミ劇場のドラマ番組』と言えます 新聞は売上部数・テレビは視聴率が評価項目なので『人の関心を引けばいい』がマスコミの行動基準です ・すぐに役立つ情報 ・自分と関りのある情報 ・人生にとって意義のある情報 は少ないです ニュースに

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  • 9割は社会不適合 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    努力は1割しか解決をしない 世の中は〈努力〉を非常に評価します 「どんなことでも努力で解決できる」という意識高い系の人は多いです 努力して何かを成し遂げる姿は美しいからです 私の唯一上司に恵まれたと思う点は 「やってダメだったら方向転換しろ、人生を無駄にするな」 「努力してもダメなことは8割以上ある、自分の得意なことを見つけろ」 「できるだけ努力不要なマネジメントを心掛けてくれ」 という上司が多かったです 意識高い系は2割、無為自然系が8割 同期を見ていると、普通この比率は逆なような気がします 自分自身も「は警察犬にならない」とよく言っていました 社会にしっかり適応できる人は13%だそうです 何かしら社会に適応できない人は87%もいるそうです 私は橘 玲さんの 「言ってはいけない―残酷すぎる真実」「もっといってはいけない」の2冊が最も部下の育成・子供の育成・自分の生き方の参考書としては好

    9割は社会不適合 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
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