「直近2四半期の業績や1万9000人もの人員削減を見る限り、アクセンチュアバブルは弾けた」。ITサービス上場企業の役員はこう指摘した。同氏が言うアクセンチュアバブルとは「デジタルを冠したイノベーションの実現、つまりDXを支援するとうたうコンサルティングの急成長バブル」である。 数字を見よう。米アクセンチュアの2022年9~11月期と2022年12月~2023年2月期のコンサルティング売上高の前年同期比は0.6%増、0.5%減になり、2022年6~8月期の14%増から急落した。システム開発を含むコンサルティングは同社売上高の約6割を占める。