大阪労働局は2日、同じ職場の女性職員にセクハラ行為をしたとして、府内の公共職業安定所(ハローワーク)で統括職業指導官(課長級)を務めていた男性職員(50)を停職1か月の懲戒処分とした。 男性職員は当時、職場内のセクハラ行為についての相談員を務めていたという。 発表によると、男性職員は昨年7月10日夜、職場の懇親会終了後、女性職員と2人で焼き鳥店に入り、キスを強要したり、手を握ったりした。男性はこの夜、ビール2本と焼酎の水割り4杯、梅酒3杯を飲み、かなり酔っていたという。 この翌月に被害者が申告して発覚。同局は昨年10月に男性職員を降格異動し、調査していた。男性職員は大筋で事実関係を認めており、同局は「再発防止に努めたい」としている。