先週末、ekmett勉強会なる会が開かれました。 (発起人の@tanakhさん、ありがとうございます!) ekmett勉強会 (partake) ekmettとは、HaskellやScalaにて重要なlibrary群を、ありえないスピードで作り上げていくEdward Kmmetさんのことです。 ekmett (github) 勉強会にはekmettさんがビデオチャットで参加されていて、会の最後は質問大会となりました。 その中で、私が 「Kmettさんの抽象力の源泉はどこにあるのか?」 と尋ねたところ(@nushioさん、通訳ありがとうございます!) 「(意訳すると)圏論」 とのお答えでした。 @taketon_ Exactly. =) Category theory is just a great source of generalized tools that people have b
(高校で習うはずの)数学的帰納法をはじめとする帰納法(induction)と、(π計算など並行プロセス計算に出てくる)双模倣(bisimulation)をはじめとする余帰納法(coinduction)は、双対(dual)であると言われます(例)。双対というのは、大雑把に言うと、論理式のド・モルガンの法則 ¬(A∨B) ⇔ ¬A∧¬B と ¬(A∧B) ⇔ ¬A∨¬B のように、何か一組のもの(ここでは∧と∨)をひっくり返しても同じ式が成り立つという関係です(例)。 しかし、自分は学部4年ぐらいのときに余帰納法(というか双模倣)を習って、「(数学的帰納法のような)帰納法と(双模倣のような)余帰納法が双対」と聞いても、何となく「余帰納法は結論を仮定する(?)から、仮定を仮定する(?)帰納法と反対なのかなあ」と思うぐらいで、恥ずかしながら何が双対なのかよくわかりませんでした。かといって、詳しい人
計算可能性、計算量、アルゴリズム Highly Recommended N.D. Jones, Computability and Complexity: From a Programming Perspective. MIT Press, 1997. ● 計算可能性と計算量について、プログラミング言語を基礎に置いて 平易かつ統一的に説明するのに成功している良書。 もちろん、部分計算など、Jonesならではの話題も充実。 (ただし誤植がかなり多いので注意 - 再版でかなり修正されるそうです) [ 所蔵図書館 ] (研究室にもあります) J.E. Hopcroft, R. Motwani and J.D. Ullman, Introduction to Automata Theory, Languages, and Computation, Second Edition. Addison-W
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く