年末年始などに集まってトランプをする際、定番のゲームの1つとなっている「大富豪」。子どもから大人まで広く遊ばれているが、多種多様な「ローカルルール」があり、いざプレイしようという際に事前にルールを確認するなど思わぬ手間がかかることもある。 そんな大富豪に「公式ルール」を定めて普及させることに挑戦している団体がある。「日本大富豪連盟」だ。2011年11月に任意団体としてスタートし、今後の普及活動を見据えて2020年8月には一般社団法人となった。 同団体で代表理事をつとめる立入勝義さんは、「No1プレイヤーを決めるような大会があれば大富豪の普及に繋がるのではと考えましたが、統一のルールがないと大会も開けないし一番も決められない」と話し、公式ルールの制定に着手したという。 ローカルルールが大富豪をより面白くしている側面もあり、「どのルールを採用するか相当悩んだ」(立入さん)。ヒアリングなどもおこ