携帯電話端末の総出荷台数が前年比で頭打ちになっているなか、スマートフォンの売れ行きが好調だ。 調査会社のMM総研(東京・港区)が4月22日発表したデータを見てみると、2009年度のスマートフォンの出荷台数は234万台(前年比113%増)と急増しており、携帯電話端末市場全体の6.8%を占めるに至っている。 なかでも、「iPhone」の躍進は目覚ましい。09年度の出荷台数は169万台と、08年7月の発売以降、累計出荷台数は230万台を超えた。シェア72.2%を占めている。 同社の予測によると、10年度以降はグーグルの「Android」やマイクロソフトの「Windows Phone」を含め、モバイルOSの競争が激化し、スマートフォン市場の拡大傾向は続くという。その結果、10年度のスマートフォン市場は300万台規模に達する見込みだ。 一方で、従来の携帯電話をスマートフォンに買い替えようか、どうしよ