先日、5歳の娘に本を買ってあげようと、書いてあった「600円」を渡して本人をレジに並ばせたところ、店員さんとともに戻ってきた。 「お客様、30円足りません」と言う。 よく見ると、その本、「本体価格600円プラス税」とある。あれ? 今ではだいたいのものが税込み表示で売られているような気がしたけど、本はみんな外税だっけ? 普段何気なく買っているから、気づかなかった。娘よ失礼しました……。 でも、世の中的には何でも内税表示なのに、なぜ本だけ例外なのか。それに、改めて確かめてみると、雑誌は内税表示になっている。なんで書籍は特別なのか。 単行本と雑誌両方に携わる友人の編集者に聞いてみると、 「雑誌は一定期間で書店から返本されるけど、書籍はずっと何年でも置かれることもあるから」 ということだった。 「初めて消費税3%が導入されたとき、価格を変えることに、出版社はみんなすごく苦労したんですよ。それで、税
![本の価格は、なぜ「税抜き」表示なのか (2006年8月24日) - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/73d00a8536b88284f101c6b077794bd5c1b86b56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2Fextnews%2Fextnews_zeikomi060824.jpg)