荒尾干潟の海岸にはオオソリハシシギなどが飛来する=4月、熊本県荒尾市、西村誠さん撮影 環境省は3日、国際的に重要な湿地を登録するラムサール条約の登録簿に、日本から新たに申請していた9カ所が掲載された、と発表した。日本の登録湿地はこれで46カ所になった。 6日からルーマニアで開かれる同条約締約国会議で、関係自治体に認定証が授与される。また、湿地保全に貢献したとして北海道環境財団の辻井達一理事長にラムサール賞(科学部門)が授与される。日本人の受賞は2人目。 新たに登録された湿地は以下の通り。大沼(北海道)▽渡良瀬遊水地(茨城、栃木、群馬、埼玉)▽立山弥陀ケ原・大日平(富山)▽中池見湿地(福井)▽東海丘陵湧水湿地群(愛知)▽円山川下流域・周辺水田(兵庫)▽宮島(広島)▽荒尾干潟(熊本)▽与那覇湾(沖縄) 関連リンクラムサール条約に渡良瀬・大沼など9湿地 新たに登録へ(5/10)〈MY TO