滋賀県の嘉田由紀子知事(63)は5月7日、任期満了に伴う次期知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に出馬しないことを表明した。今後は民主党衆院議員の三日月大造氏(42)らと、新たな政治団体「チームしが」を結成し、小泉元首相らの団体と連携して脱原発を目指す。また、滋賀県知事選では、出馬に意欲を示していた三日月氏を支援するとした。朝日新聞デジタルなどが報じた。 (嘉田氏は)三日月氏とは6日、代替エネルギーを導入することで原発ゼロを目指す「卒原発」や、再稼働の際に滋賀県にも「立地自治体並み」の同意を関西電力などに求めることで一致。新たな政治集団「チームしが」を結成し、脱原発を目指して元首相の小泉純一郎氏や細川護熙氏が結成する一般社団法人「自然エネルギー推進会議」とも連携する。嘉田氏は取材に対し「『脱原発』を知事としてではなく外から訴えたい」などと述べた。 (朝日新聞デジタル「滋賀の嘉田知事、