飲み会やパーティーの席上、久々に会った仲間を写真に撮って、フェイスブックやツイッターにその場で投稿。その際、ふと小耳に挟んだ話を「いやはや、○○社も内情はなかなか大変らしいよ」とコメント──。もし、こんなソーシャルメディアの使い方をしていたら、改めた方がいいだろう。 なでしこジャパンの選手も被害者に たとえ旧知の間柄であっても、他人の写真や発言内容をネットに公開する際は、事前に一言声をかけて承諾を得ておきたい。そうした手続きを一切無視され、被害に遭ったのが、なでしこジャパンの熊谷紗希選手だ。 女子サッカーW杯で優勝し、凱旋帰国した昨年7月。熊谷選手の友人が開いた“合コン”的飲み会に参加した法政大学の男子学生が、熊谷選手の酒席での発言内容をツイッターで勝手に“実況”した。監督批判を繰り広げたかのような内容まで暴露し、それがネット上に拡散して物議をかもした。 熊谷選手は翌朝のテレビ出演やスポン