新型コロナの影響で失われた結婚の数が2年間でおよそ11万件に上るという推計が公表されました。 東京大学の仲田泰祐准教授らの推計によりますと、新型コロナの影響で経済的な不安が大きくなったことや出会いが減少したことなどによって失われた婚姻数は2020年と21年で合わせておよそ11万件に上るということです。 これを埋め合わせるだけの婚姻数の増加がなければ、今後、数年でおよそ21万人の出生数の減少につながるということです。 婚姻数や出生数は長年減少が続いていますが、コロナの影響が長引けばその傾向に拍車がかかることになりそうです。