ハリーポッターの小説が生まれたイギリスの大学で、魔法や魔術が社会に与える影響を読み解く学科がついに誕生するようだ。 水晶に興味をもったり、魔法陣を作ってみたり、魔術書の読み方を探ってみたりしてきた人たちは、そうした個人的な趣味を次のレベルに引き上げることができるかもしれない。 エクセター大学では英国史上初となる、魔術やオカルトの大学院の学位を正式に取得することができる修士課程コースを2024年より開始予定だ。 世界中の魔術や魔法の歴史や、社会や科学に与える影響を思う存分研究できる学科だ。
ちょっとダークなおとぎ話のようだが、人間や動物の遺体にできる不思議な鉱物がある。世にも珍しい闇属性のクリスタルの名を「ビビアナイト(藍鉄鉱)」という。 死体に形成されることだけでなく、空気に触れると色が変わるところも神秘的だ。 濃青色や緑青色が美しい結晶でありながら、腐敗した遺体に形成されるのは一体なぜなのだろうか? ネクロクリスタルの異名を持つビビアナイトの謎に触れてみよう。 死体に形成されるクリスタル「ビビアナイト」 ビビアナイトは「含水リン酸塩鉱物(Fe3(PO4)2・8H2O)」でできた鉱物で、化石や動物の排泄物といった有機物、さらには動物の死体のうえなどで形成される。 死体に形成されると言ったが、よく見られるのは骨や朽ち木などの有機物や鉄分が多く含まれた「堆積物」だ。 また「熱水鉱床」やリンが豊かな「花こう岩ペグマタイト」(大粒の鉱物結晶でできた火成岩)でも産出する。 この画像を
上の画像を見てほしい、白い無数の輝く点は、満天の星空や銀河かと思いきや実はそうではない。それらは活動中の「超大質量ブラックホール」だ。 超大質量ブラックホールは、太陽の10万~100億倍の質量をもつブラックホールで、銀河の中心にあると考えられている。 2021年に公開されたこの画像には、そんな怪物が25,000個も映っている。 つまりは、ヨーロッパにも匹敵する巨大な電波望遠鏡によって作られた、史上最高に詳細なブラックホールの地図なのだ。 ブラックホールから放たれた超低周波の電波をとらえて可視化 光すら逃げられないと言うだけあって、何もしてないブラックホールを見つけるのは難しい。その存在を示す放射線を出さないからだ。 一方、ブラックホールが貪欲なまでに物質を飲み込んでいる最中には、その周囲にある塵やガスの円盤から強力な放射線が放たれる。 天文学者がブラックホールの存在を知ることができるのは、
英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームによると、イチモツサイズが人より小さいと思っている男性は、速くて派手スポーツカーに強い関心を持つ傾向があることがわかったという。 この研究では、自分のイチモツのサイズを評価してもらい、その後、スポーツカーが欲しいかどうかうの質問した。 すると30歳以上で自分のイチモツのサイズ感に自信を持てない男性ほど、スーパーカーと呼ばれる派手なスポーツカーを欲しがることがわかったのだ。 なぜこの研究を行おうと思ったのか、その動機はちょっとよくわからないのだが、興味深い結果となったようだ。 偽のデータでいちもつの自己評価を操作 興味深いのは、200人ほどが参加したこの実験では、参加者にイツモツの大きさに関する”偽”のデータを見せて、彼らのイチモツの自己評価を操作していることだ。 ちなみに、2015年に英ロンドン大学が公表したデータによると、勃起時の長さは平均
古代・中世時代、キリスト教で容認されていた同性愛。その歴史的事実を記したゲイの歴史家の著書が大論争を呼ぶ 記事の本文にスキップ 1980年にエール大学の歴史学博士であり、自身もゲイであるジョン・ボズウェルが書いた、「かつてカトリック教会は同性愛を容認していた」という歴史的事実を記した著書が、同性愛の人たちとカトリック両方の怒りをかった。 彼の著書にはかつてカトリック教会では、同性愛者のための結婚式の盛大な典礼があり、誓いのキスも行われていたと記されている。この本を引き合いに出した風刺マンガが出たことで、大論争が巻き起こった。 新聞社に掲載を拒否されたキリスト教の同性愛に関するマンガ アメリカの漫画家、ギャリー・トゥルードーのシニカルな社会・政治風刺の日刊マンガ『ドゥーンズベリー』は、大衆の目に触れた初の学術的教本媒体だったかもしれない。 ドゥーンズベリーは現在、世界中でおよそ1400紙の新
「オカルト」の語源は、ラテン語の「隠されたもの」という言葉である。一般的には、科学的な知識体系や伝統的宗教の枠組みからも外れた知識を指す。 オカルトと聞いただけでドキがムネムネ止まらないという人も多いだろう。そんな人に朗報だ。私のことだ。 世界にはオカルトに特化した図書館がある。その中でも有名な「リトマン・ライブラリー」のコレクションが、オンライン公開に向けてデジタル化の作業中であるらしい。 アムステルダムにあるオカルト本の図書館”Bibliotheca Philosophica Hermetica” ”Bibliotheca Philosophica Hermetica” (ヘルメス主義哲学文庫)は、アムステルダムにある私立図書館である。アムステルダムは、歴史的に信仰の自由、表現の自由で知られた街だ。 この図書館は、またの名を “The Ritman Library” (リトマン・ライブ
一種の体内体重計のように機能する生体メカニズムが発見された。これは体重を脳に伝え、必要に応じて食事の摂取量を増減させるように働く。 その体内体重計は座っているとスイッチが入らない。メカニズムは座っているときには発動されない。食べ過ぎた時に脳から注意せよという警告が発令されるのは立っているときや動いているときだ。 現段階ではマウスでしか確認されていないが、人間にも同じようなシステムがあり、新しい肥満治療などの発見につながるのではないかと期待されている。 体重増加は下肢で検出される 新しい体脂肪制御プロセスが明らかにされたのは、レプチンが発見された1994年以来のことだ。 脂肪細胞からから分泌されるレプチンは、 食欲を抑制し、エネルギー代謝を活性化させる機能をもつペプチドホルモンである。 「ごく簡単に言うと、体内体重計の存在を示唆する手がかりが得られたわけです」とスウェーデン、ヨーテボリ大学の
これらは1784年から1970年までの最新の女性のファッションを描いたものだ。1年単位でみると大きな違いはないが、186年間の最初と最後ではかなり変化がある。 流行は繰り返されるというが、フルコスチュームとまではいかなくても、一部分だけまた流行しているという流れはあるようだね。 どの時代であっても最新のファッションを纏うのは有名人、特に王族や富裕層、映画やテレビのスター達だった。 昔の洋服は動きやすさというより華麗さを競うものだったが、20世紀初頭に幕を開けた女性解放運動により劇的に変化したようだ。 1. 1784年~1821年 ふわふわとしたものから合理化がなされていく この画像を大きなサイズで見る 2. 1822年~1850年 羽根の小物や装飾 この画像を大きなサイズで見る 3. 1850年~1866年 ボリュームが最大に この画像を大きなサイズで見る 4. 1867年~1874年 ボ
オーストラリアのビクトリア州で先月、同国初となる安楽死を合法化する法案を可決した。この法案は、2019年6月から施行される予定で、他人が幇助する積極的安楽死が認められることになる。 その発表の数日後、オーストラリアのフィリップ・ニッツチク医師は、未来の冬眠チャンバーを思わせる自殺幇助マシーン「サルコ(Sarco)」を発表した。 このマシーンは、最先端技術を駆使し、苦痛なく速やかに逝ける「合理的な自殺」を約束するものだ。 ポッドに入りボタンを押すとおよそ1分で苦痛のない安らかな死へ サルコを開発したのは、ニッツチク医師が代表を務める自殺幇助推進組織「エグジット・インターナショナル(Exit International)」だ。 マシンのベース部分に人間がぴったり収まるサイズの半透明ポッドが設えられている。利用者はポッドに入ったら、ボタンを押す。 するとポッド内に液体窒素が充満し、酸素濃度を5パ
人の心って本当に不思議だ。自分の心とは裏腹に、時に思わぬ行動をとってしまうことがある。人は昔から心と行動の背後に隠された「理由」に強い関心を示してきた。これらの心の謎が、実験によって解明するようになったのは20世紀に入ってからのことだ。 行動学から社会的力学、脳内の生物学的プロセスまで、実験心理学の名の下にさまざまな領域で注意深く整えられた研究が実施され、人間の振る舞いについて深い洞察をもたらしてきた。 「きもち」というとらえどころのない人間の感情がどう行動と結びつくのか?その答えはまだ完全にでていないが、徐々にわかりつつある。 ここではかつて実施されたものの中でも特に有名で、常識を覆した心理実験を見ていこう。深層心理の働きは、人間の行動に影響をあたえていて、我々は思っている以上に自分のことを制御できていないのかもしれない。 1. クラス分割実験 (外観で分けて扱いを変えるとどうなるか?)
日本では末尾が4(死を意味する)や9(苦)がないホテルやマンションが存在する。4や9という数字が忌み数(不吉であるとして忌避される)だからである。そして海外では13という数字が忌み数に当たるため、ホテルなどには13階や13号室がない場合が多い。 ここまでは「あー、そう言えば聞いた事があるな」と思う人がたくさんいるかもしれない。しかし、アメリカやカナダ、イギリスなど海外のホテルにはもう1つ避けられている部屋番号があった。それが420号室なのである。 今まさに420号室のホテルやマンションにいるおともだちはギクっとしたことだろう。いったいなぜ420号室は避けられているのだろうか? それにはこんな理由があった。
「グリモワール」とは、フランス語で魔道書(魔術書)を意味する。かつて魔道書というのはフィクションの中の単なる記号ではなく、古代人の実用書だったのだ。こういった本は実用的な医療のアドバイスからキリスト教・ユダヤ教にまつわる神話、そして科学さえも網羅した本だったのだが、同時に身の毛のよだつ怪物召喚や呪いで満ち満ちていた。今回紹介するのは、かつての魔術師たちのバイブルとなっていた最も古い魔道書6冊である。 1.ネクロマンサーズ・マニュアル(ミュンヘン降霊術手引書) この画像を大きなサイズで見る ミュンヘンのバイエルン州立図書館所蔵の魔道書「手稿 CLM 849」の通称である。この本のテキストは 『禁断の儀式、15世紀の降霊術師のマニュアル』に収録されており、存在しない軍隊の幻覚を敵に見せる呪文であふれている。また、おぞましいモンスター召喚方法も載せており、神話上の生き物への生け贄のささげ方が書か
高さ92cm、幅50cm、厚さ22cm、重さ75kg。この巨大な写本は、「ギガス写本」と呼ばれており、現存する中世の写本としては最大のものである。 13世紀初め、ボヘミア(現在のチェコ)のベネディクト会の修道院で作られたと見られているが、中には悪魔の大きなイラストがあり、その製作にまつわる伝説から「悪魔の聖書」 とも呼ばれている。 修道僧が堕天使ルシファーに祈り、悪魔の手を借りる 中世期に伝えられていた話によると、この写本を書いたのは修道僧としての誓いを破り監禁された修道僧だという。 そこでの厳しい刑罰に耐えるため、修道院を永遠に称え、全ての人類の知識を集めるべく、一晩で本を写本することを誓った。 しかし真夜中ごろになって誓いを守れそうにないことがわかった。彼は神ではなく堕天使ルシファーに語りかけた。 どうか自身の魂と引き換えにこの本を完成させてほしいと。この願いを受け、悪魔は写本を完成さ
時間は流れてはいない。止まった状態で現在・過去・未来が同時に存在している。「スポットライト理論」(米研究) 記事の本文にスキップ 時間は人間の感覚から独立して実在するのか、それとも実在しないのか?時間に関しての概念は実に興味深く多くの研究者たちを魅了している。 マサチューセッツ工科大学の哲学助教授、ブラッド・スコウ博士は、時間は流れていない。むしろ止まっていると考えている。 相対性理論をもとにすると、「現在・過去・未来は同じ時空間に広がっていて、それが散在しているといる状態にある。なので、流れるという表現は間違いだ」。ということのようだ。 時空間は未来・現在・過去を内包している スコウ博士は「ある出来事」が過去になるという現象は間違いであり、時空間はブロック宇宙論の法則に従い、「未来・現在・過去」を同時に内包していると考えている。 彼はこの現象を「(時空間の)一時的な散在」と呼んでおり、「
何でもすぐ人のせいにする人がいる。自分のことは棚に上げ、口からでるのは批判ばかり。何かにつけて誰かを責めたがる人のことを英語で『ブレーマー(blamer)』という。 ブレーマーはとても身近な存在で、気がつけばあなたの周りにもたくさん、またはあなた自身がブレーマーという可能性もある。 「人間の心の弱さ」について研究しているヒューストン大学ソーシャルワーク大学院の人気教授、ブレネー・ブラウンも昔はブレーマーだったと認めている。 そんな彼女が自らの体験談をユーモアを交え、ブレーマーとは何か、なぜ人を責めたくなるのか?その結果何が起きるのかをコミカルなイラストで、興味深く紹介している動画がある。 これを見れば、ブレーマーであることが、どれだけ人間関係に負のパワーをもたらしているかが分かるだろう。
今月11日、アメリカの人気俳優、ロビン・ウィリアムズさんが亡くなった。63歳だった。ウィリアムズさんと、手話で人間とコミュニケーションがとれるゴリラのココに親交があったのは、前に記事で伝えたとおりだ。(関連記事) 2001年にウィリアムズさんはカリフォルニア州ウッドサイドにあるゴリラ財団のココに会いにいった。ココは映画で見たことのあるウイリアムズさんを大変気に入ったようですぐに意気投合、深い感情の絆を持った。 そのウィリアムズさんが死んでしまったことをココに伝えたところ、ココは手話で「悲しい」というサインを発し、うつむいて悲しそうな表情を見せたという。ココは死の概念を持つゴリラとして知られている。 ココは1971年7月4日生まれのメスのゴリラ。現在43歳である。ウィリアムズさんがココに会いに来たとき、すぐに仲良くなったという。 財団の代表であり、ココの里親でもあるペニー・パターソン博士はこ
昆虫採集を更に進化させた感のあるアートワーク作品は、美しい昆虫たちの死骸をつなぎ合わせて妖精へと昇華させたもの。これらの作品は、オランダ・アムステルダムを拠点として活動しているアーティスト、セドリック・ラクエーズが手掛けたものだ。 昆虫はキメラ化すると地球を守る妖精軍となるようだ。妖精というよりはすごく強そうなトランスフォーマーロボットみたいなことになっている。 ■1. ■2. ■3. ■4. ■5. ■6. ■7. ■8. ■9. ■10. via:geyserofawesome ▼あわせて読みたい あらやだかわいい!糸玉で作った昆虫標本 昆虫が水滴帽子をつけると、あらやだかわいく見えてくる!(昆虫注意) 戦闘力の高すぎる昆虫トップ5(画像と動画) 芸術的擬態能力を身に着けた13の昆虫たちの超絶擬態画像 サソリの尻尾に鳥のクチバシのような長い口。母なる自然は凄い創造物を生み出したもんだぜ
これまでも空中に絵を描いてそれを形づくるという3Dプリントペンは開発されていたが、どうしても重いし大きいし、出力も不安定でもう少しがんばりましょう。といったレベルだった。だが今回、資金調達クラウドファンディング、キックスターター(Kickstarter)で4月29日より公募が始まったこの「LIX」ペンは、たった1日で目標金額の3万ポンド(518万円)を瞬速で突破。公募終了まで27日もあるのに、既にその10倍のその30万ポンド(5180万円)に届く勢いだ。 これほどまでに人気が集まった理由は、小型・軽量、そして使いやすさにある。 この画像を大きなサイズで見る LIXの大きさは全長164mm、最大直径14mmと、一般的なペンサイズとほぼ変わらない。空中でプラスチックを押し出しできるので、立体物も楽々つくれる。 この画像を大きなサイズで見る グリップ部分にはスピードコントロールボタンが2つついて
困難に直面した時に、前向きに考えられるか、悲観的になってしまうかは、生まれつき持った脳の思考回路で決定づけられていることが、米ミシガン州立大学の心理学者による新しい研究でわかった。 更に悲観的な人は「前向きに考えて。」と言われれば言われるほど自己矛盾に陥り、脳内の感情をつかさどる部分が活性化してしまうという。 研究ではまず、71人の女性被験者を対象に、各被験者がポジティブ(楽観)思考なのかネガティブ(悲観)思考なのかを自己申告してもらう事前調査が行われた。その後被験者に「覆面をした男が女性の喉にナイフを突きつけている」といった困難に直面した場面の映像を見てもらい、それについて楽観的な解釈をするように指示を与えた。 この画像を大きなサイズで見る その間被験者の脳はスキャンされ、特殊なマーカーを使って血流動態反応が調べられた。その結果、自分を楽観思考だと回答していた人の脳の血流動態反応は、悲観
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く