特に大した感想があるわけでもないが、Twitterで書いたことを(微修正して)まとめただけである。 誰が次の首相になっても、名目経済成長率の目標値で、だいたいその政権の性格がわかる。2%ならば財務省の影響が最も強くかつ増税傾斜度大、3%では多少、政治の力が作用。ただしベースは財政拡張。4%(以上)は現状ではありえないが最も望ましい選択肢。 管直人氏首相になつたら江戸時代が理想らしいので、名目経済成長率の目標値が0とか1%とか、そもそも成長率至上主義を捨てると宣言してもおかしくない。というかそれ(=成長率の目標の放棄)がいまインパクトと熱狂をもって迎えられかねない土壌を日本は有しているかもしれない。 しかし管氏が最近いってるのは、乗数効果11の増税経済学。高橋洋一さんは近著で、これを小野善康さんの助言によるとしている。しかし本当にこれが小野さんの助言なのかなあ? 小野理論では乗数効果がないか