今年度から商標使用が有償化された滋賀県彦根市のキャラクター・ひこにゃんの商標使用許諾契約が26日、彦根市役所で始まり、初日は申請順に5業者が契約を済ませた。 市の代理人の弁護士と市職員2人の計3人が対応。各業者は2〜11点の商品サンプルを持ち込んで1点ずつ契約し、市職員から商品の生産個数分の証紙を受け取っていた。 この日契約された商品は、スプーンやピンバッジ、ぬいぐるみ、ハンカチ、携帯ストラップなどで、総生産個数は約2万3600点。売り上げは約831万7000円にのぼり、市の収入となる使用許諾料は約25万円と見込まれる。 同市総務課によると、申請受け付け開始から25日までの申請数は40業者、189件で、大半が継続して利用を求める内容。新規申請は8業者計28件で、中には、図柄が自動で縫える刺しゅう用の電子データなどもあるという。一方、市の基準を満たさない申請3件が不許諾となり、1件が申請を取