仕出し弁当方式の中学校給食を本格導入したものの、「冷たい」「おいしくない」などと不満が相次いでいる大阪市で、生徒の約7割が日常的に給食を食べ残していることが、市教委の調査でわかった。健康に配慮したあっさりした味付けは、脂っこいファストフードなどに慣れ親しんだ世代には敬遠されがち。市教委は新レシピを導入するなど、対策に追われている。 市教委は、「成長期に栄養の偏りがないように」として、今年4月、1年生は全員、2、3年生は選択制で、ほぼ全ての市立中で給食を導入した。 6月末、給食を食べる128校の1~3年生、計約2万5550人に、どの程度食べているかなどをアンケートしたところ、最多の29%が「ほとんど食べていない」と回答。「少しだけ食べている」「半分くらい食べている」を合わせると、食べ残しているのは73・4%に上り、「全部食べている」は10・8%だった。 調理施設などの整備にコストがかかること
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