大地は決して平板ではなく、地理の理解には立体である地形に対する深い洞察が欠かせません。その際、二次元に投影された地図だけでなく、地表面を三次元のものとして捉える様々な模型、測量器具類を用いることが重要な役割を果たします。 本企画展では、100年余りの歴史を持つ京都大学の地理学研究・教育において、収集・使用されてきた地形模型をはじめとする様々な資料や測量器を一堂に並べ紹介します。また、これにより、地理学が人文社会科学のみならず、自然科学の素養をも必要とする「総合」の科学であることを明らかにしていきます。地形の凹凸に注目することで立ち現れる魅力あふれる地理学の世界を、ぜひ体感してみてください。
![平成29年度企画展 「大地の形をつかむ -方法としての三次元-」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e16ba485eeb51ee1c7cdb306353409acc40e4c2f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kyoto-u.ac.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2Fogp_image%2Fpublic%2F2020-10%2Fjasocialevents_newsdepartmentsougouevents2017171217_1106.htmlat_viewthumbnaildaichi_omote.jpg%3Fitok%3DgA4RzfFD)