皆様ごきげんよう、VRChatには多種多様なアバターが存在しますが、共通点として何故か動物の耳(以下獣耳と呼称)が多いです。 「何か身に着けるルールでもあるんじゃないか?」と思える程多く、その場に居合わせた人の半分ないし全員が獣耳を生やしているといった状況は決して珍しくありません。 今回は、どうしてそこまで獣耳が多いのかという素朴な疑問を理論的に迫ってみようというものになります、最後までお付き合い頂ければ幸いです。 また、記事の内容はあくまで可能性のひとつであるとして見て頂ければと思います。 獣耳とは?理由を追求していく前に、まずは獣耳について詳しくお話しましょう。 日本において獣耳が初めて描かれたのは江戸時代、1827年と言われています。 愛猫家として知られる歌川国芳が歌舞伎「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」の瓦版に描いた化け猫遊女が初出と言われ、意外と歴史は浅いようです。