寒河江ダムの珍ゲート、開いた 開閉点検、初の一般公開 2018年06月15日 22:00 高さ3メートル幅14メートルの巨大なゲートを動かしてシリンダーなどの動作を確認した=西川町・寒河江ダム 最上川ダム統合管理事務所は15日、寒河江ダム(西川町)に整備されている起伏式のゲート「クレストフラップゲート」の開閉点検を行った。東北で唯一の珍しいタイプで、巨大なゲートがゆっくり倒れる様子が初めて一般公開された。 [ 動画はコチラ] クレストフラップゲートは、ダムの堤体上部4カ所に設置され、直立するゲート(幅14メートル、高さ3メートル)が倒れることで水を越流させる。非常用放流設備として洪水などの緊急時に稼働し、水位を一定に保つ機能がある。これまで実際に放流が行われたことはない。国内では同ダムが初めて採用し、他には阿木川ダム(岐阜県恵那市)でも使われている。 点検は作業員による「倒します」の合図で
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