日本大学アメリカンフットボール部問題で、タックルをした選手は謝罪会見の席上、内田正人前監督との関係について、こう語っている。「意見を言える関係ではなかったと思います」「お話しする機会が本当にないので、信頼関係というものは分からないです」。監督と選手の極端な距離は、「上意下達」の軍隊のような体質につながっていないだろうか。これまで約150人の指導者を育ててきた、筑波大学硬式野球部の川村卓監督に指導論を聞く。(ライター・菊地高弘/Yahoo!ニュース 特集編集部) 筑波大学硬式野球部・川村卓監督 1970年、北海道江別市生まれ。札幌開成高では主将として88年夏の甲子園に出場。2000年12月に筑波大硬式野球部監督に就任。筑波大体育系准教授も務め、野球選手の動作解析の第一人者としても知られる。著書に『監督・コーチ養成講座』(洋泉社)など(撮影:八尋伸)
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