アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。 「この曲、僕が車から降りてから聞いて」 そう言い残して、次男くんは、車から降りて荷物を取り出し、空港の入り口に向こて歩いてった。 物語の始まりはそう、 成す術の無い僕らが主役。 白いライト当てられて、 期待を背負って、 「頼むぜ我らがスラッガー。今日はどうした、未だノーヒットノーラン」 一番前で見ている人の目。 その想いは、僕を焦らせて、 高鳴る心の背中につかえる。 タメ息に勇気かき消されても、 「まかせろ」なんて言う。 だけど、 ライトからすぐ逃げたいよ。 打てるかな。 打てなきゃノーヒットノーラン。 スラッガーだって怯えるんだ。 好きな時に、好きな事をして、 時々休み、 また適当に歩き出していた。 それがいつの間にか、 誰かに何か求められて、 誰にも甘えられない。 ライト
![EVO 2013 - ウィンザー通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)