フォーブス アジアは11月9日、「アジアの富豪一族資産ランキング」を発表した。2度目の発表となるランキングのトップは、昨年に続きサムスンの李一族。上位10家族の顔触れにはほぼ変わりがないものの、順位には変動がみられた。【昨年のランキング】 また、日本からはサントリーを経営する佐治家が18位に、森ビルの森家が24位に名を連ねた。 50位までに名前が挙がった家族が経営する企業は、さまざまな分野で国際的に事業を展開している。業種は上位5社だけをみても、テクノロジーから家畜生産、不動産など、多岐にわたる。 今回のリストで注目すべき点は、インドの存在感が高まっていることだ。17社がインド企業となっており、これらを経営する一族のうち3家族は、今回が初のランク入りとなった。 ランキングは、3世代以上にわたってアジアを拠点に事業を拡大してきた家族を対象としている。50位までの一族が保有する資産の総額は、5