原発“例外延長 最長20年” 1月17日 21時52分 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて見直しを進めている国の原子力の安全規制で、原発の運転を原則として40年に制限する方針について、政府は、例外的に認める延長期間を最長で20年とする考えを明らかにしました。専門家は、原発の運転期間については、科学的根拠を明確にしたうえで制限すべきだと指摘しています。 福島第一原発の事故を受けて見直しを進めていた安全規制について、今月6日に細野原発事故担当大臣が会見して、原発の運転を原則として運転開始から40年に制限し、例外として延長する場合は施設の老朽化の評価や安全確保ができる技術的能力があるかを審査する制度を新たに法律に盛り込む方針を明らかにしていました。この方針について、内閣官房の原子力安全規制組織等改革準備室は、例外として延長するのは1回かぎりで、期間は最長でも20年とするという考えを明らか