東日本大震災の津波で石油タンクが炎上した気仙沼湾(宮城県気仙沼市)沿岸の海底泥から、国の環境基準を上回る油が検出されたことが、東京海洋大の中村宏教授(海洋環境保全学)らの調査で分かった。油は水に浮かぶため、海底に沈むことはないと思われていたが、津波に巻き上げられた泥に付着して沈殿したとみられる。東京湾沿岸には石油タンクが5500基以上あり、首都直下地震が起きれば、膨大な油の流出が懸念される。 気仙沼湾岸では石油タンク23基のうち21基が炎上、破損し、重油1万2810キロリットルが流出した。中村教授らは昨年7月〜今年2月、水深30〜40メートルの海底71カ所で泥を採取したところ、すべてから油を検出。うち、陸地に近い10カ所は、国の環境基準(1000ppm)の1.9〜1.1倍だった。東京湾の泥に比べると、60倍以上という。
ルーブル美術館、「3DS」で案内=現在位置も画面に−任天堂 ルーブル美術館、「3DS」で案内=現在位置も画面に−任天堂 【パリ時事】ルーブル美術館は10日、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を使った館内案内サービスを11日から開始すると明らかにした。主な展示作品を画像と音声で解説するほか、利用者の現在位置も画面表示、広い館内を効率的に回ることが可能になる。 利用される3DSは縦7.5センチ、横13.5センチ。フランス語のほか日本語、英語、イタリア語、韓国語など7言語で利用でき、入場券販売所で1回5ユーロ(約530円)で貸与される。任天堂によると、3DSを使った美術館案内システムの本格運用は世界初という。(2012/04/10-21:06)
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