国際化が進む現代社会、単身赴任で家族から離れて暮らす会社員や遠距離恋愛を余儀なくされているカップルも少なくないだろう。 それにしても、テクノロジーの発達のおかげで、国際電話は安価になり、画像を瞬時に送ることも可能だし、テレビ電話も普及している。 しかし、それでも物足りない、という人のためにシンガポール国立大学のHooman Samani 教授が、キッセンジャー(Kissenger) という製品を開発した。これは「キス(kiss)」 と「メッセンジャー(messenger)」 をつなげた造語。 使い方は簡単。手のひらサイズのロボットにはシリコン製の巨大な唇がとりつけてある。それぞれがロボットをパソコンにつなぎ、一人がこの唇にキスをすると、その圧力加減がパートナーのロボットに伝わりキスの感覚が得られる。