エルヴィス・プレスリーに憧れてギターを始めた。10代半ばから、地元ニュージャージーで数々のアマチュア・バンドに参加。1969年に結成した、スティール・ミルというハードロック・バンドは、西海岸に演奏旅行に出かけた際に、ビル・グレアムからデモ・レコーディングの機会を与えられ、更にレコード契約を提示されるほどの評価を得た(結果的にレコード・デビューはしていない)。1971年の同バンド解散後は、リズム・アンド・ブルースの要素を取り入れたブルース・スプリングスティーン・バンドというグループを結成するも、仕事の不足からあえなく短期間で解散している。 ブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリート・バンド(1977年) 前述のバンド解散後はソロで活動をしていたが、1972年に若手音楽ビジネス家のマイク・アペルと出会い、才能を見込まれてマネージメント、レコード・プロデュース及び音楽出版契約を結ぶ。その後