【サンパウロ・4日】アルゼンチンの5部リーグの試合で、1試合に両軍全選手36人にレッドカードが出る世界珍記録が飛び出したことが4日、分かった。アルゼンチンの日刊紙「ラナシオン」などが報じた。 この試合は先月26日に行われたクライポーレ対ビクトリアーノ・アリナス戦で、2―0でホームのクライポーレが勝利。試合終了後に両軍全選手の乱闘が起き、激怒したダミアン・ルビノ主審が、控え選手も含めた1チームのメンバー18人、合計36人にレッドカードを連発。アリナスの用具係も同じ処分となり37人が退場処分となった。クライポーレのセルジオ・ミッチェリ監督は、「ほとんどの選手は仲裁しようとしていただけ。(レッドカードは)主審が混乱した結果だ」と話した。 同国内では過去、2009年の4部リーグの試合(ボリバル対ラマリッド戦)で、サポーターに激怒し試合を放棄しようとした18人にレッドカードが出されたのが最多。ラ