女子プロレス「スターダム」22日の後楽園大会で、世IV虎(21)と凄惨マッチを展開して病院へ緊急搬送された安川惡斗(28)が一夜明けた23日、本紙に心境を激白した。顔面の複数箇所に骨折が判明し周囲からは心配する声が上がっているが、本人は復帰に意欲を見せている。プロレスを逸脱したケンカマッチに至ったリング上で、いったい何が起きていたのか――。 安川は同大会で世IV虎の執拗な顔面パンチを浴び続け病院に緊急搬送された。ルールを逸脱した凄惨なケンカマッチには、各方面から厳しい声が出ている。 無残に顔面崩壊していた安川のダメージはやはり深刻。検査では頬と鼻、左眼窩底の骨折を負っていたことが判明した。右目は腫れがあまりにひどくCTが取れない状態で後日再検査を受けるが、網膜剥離の可能性もあるという。安川を指導している元格闘家の大山峻護氏(40)は「もともと右目が白内障で見えず、去年手術して人工レンズ