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ブックマーク / shinka3.exblog.jp (12)

  • OECDの調査結果は自分なりに読むとおもしろい:睡眠時間、飲んでる時間、男女差別、自殺率 | 5号館を出て

    2009年 05月 05日 OECDの調査結果は自分なりに読むとおもしろい睡眠時間、飲んでる時間、男女差別、自殺率 OECDの統計調査結果 Society at a Glance 2009 - OECD Social Indicators が発表になりました。そろそろニュースにも出てくると思いますが、ネットで公開されているので、自分なりに読むとおもしろいと思います。 Society at a Glance 2009 - OECD Social Indicators もっともニュースになりやすいのが、第2章(2. Measuring Leisure in OECD Countries)だと思います。OECDの解説ページでも、その中から各国の睡眠時間の比較と、国別のレジャー時間の男女差(男尊女卑?)を取り上げています。これから出てくると思われるマスコミのニュースは基的に、このページの翻訳を

    OECDの調査結果は自分なりに読むとおもしろい:睡眠時間、飲んでる時間、男女差別、自殺率 | 5号館を出て
  • 自由自在にコントロールできる3D人体模型 | 5号館を出て

    サイエンティフィック・アメリカンのニュースで、ものすごいものを発見してしまいました。スライドショー形式になっている記事は、こちらです。 Gross Anatomy Via Your Computer [Slideshow] 記事を読むよりも、実際に自分で操作してみると、そのすごさがわかります。サイトはこちらです。 無料ですが、登録が必要です。登録後すぐにアクセスキーが送られてきますので、早速アクセスすると、おそらく3D画像をグリグリ動かすためのソフトのインストールを要求されますが、すぐ済んで使えるようになります。(残念ながら、IEでしか動きません。) 画像が1700以上のパーツが描きこまれた精密な3Dになっており、それを全部読み込まないと動かないので、ちょっと重たいですが、我慢する価値はあります。 これが初期画面で、骨格系が読み込まれています。

  • 大学院進学はまちがいなく自殺行為である | 5号館を出て

    大学院進学はまちがいなく自殺行為であるというかなり扇情的なタイトルの記事が出ています。 当然、いろいろな条件がついての話です。オリジナルのブログでは、「『研究者になるつもりの』大学院進学は、という限定付きであるが。(修士課程を出て他の職に就くつもりなら、かまいません、止めはしません)」ということです。 大学院生をお預かりしている身としては、穏やかならぬ気持ちで読まされます。 飯田泰之という先生(どちらの先生なのでしょう)の発言との断り書きがついて「東大で大学院に入るのは自殺行為、それ以外の大学で大学院に入れるのは殺人」というものまであります。「特に地方旧帝大の君、要注意。先生は責任とってくれへん」と、うちの大学のことまで書いてくれています。まあ、大学院に入って先生に責任取ってくれ、というのも甘えた話ですが、そういうふうに思っている学生がいても不思議はないとは思います。 これらを引用しながら

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  • ポスドク、非常勤、大学院生など若手研究者アンケート | 5号館を出て

    共産党がやるというと、拒否反応を示す方が今でもおられるかもしれませんけれども、日社会において合法的な政治活動をしている政党の一つですから、国民としては利用できるならば利用させてもらうことは、政党の正しい使い方だと思います。 政治家の正しい使い方 サイコムの榎木さんもパネリストとして参加されるようですし、現時点において国会内でポスドク問題や博士の就職問題を取り上げてくれているのは、共産党だけなのではないかと思いますので、関係者としては思想とは切り離して、この問題に関して共産党と「共闘」するという選択はアリだと思います。 若手研究者の就職難と劣悪な待遇の解決のための公開シンポジウム pdf 上記のサイコムのページに同じ案内が出ています。 若手研究者の就職難と劣悪な待遇の解決のための公開シンポジウム ――日の学術の将来と社会の発展をみすえて―― 日時:2008 年2 月2 日(土) 午後1

    ポスドク、非常勤、大学院生など若手研究者アンケート | 5号館を出て
  • もちろん借りたものは返さなければならないのですが | 5号館を出て

    教育ローンなのに奨学金という名前を使っていることは偽装ではないかとずっと言われてきている、学生支援機構(旧育英会)の取り立てがだんだんと厳しくなってきているようです。 昔は、高校教員も返還免除職だったので、大学院を出てから高校の先生になろうというインセンティブにもなっていたと思うのですが今はそれもなくなりましたし、第二種という利息付きのものも出てきたので、気軽に借りてみたものの、なかなか就職できずに返還ができないという人が増えているのかもしれません。 ポスドクなどをしているうちは返還猶予申請をすれば返還の先延ばしができるのですが、なんらかの理由で1ヶ月でも返還猶予の資格を失ってしまうと返還を開始しなければならず、いったん返還を開始したらたとえその後に「免除職」についたとしても返還を続けなければならないなど、返還に際してはなかなか厳しいルールがあるようです。 もちろん、この「奨学金」は返還を

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  • すごいパワーポイントを簡単に作るたった6つのルール | 5号館を出て

    インターネット・マーケティング・コンサルタントの Neil Patel さんという方のブログの、「怠惰な人間が素晴らしいパワーポイントのプレゼンテーション・ファイルを作る方法」というエントリーが目に止まりました。 The Lazy Man’s Way to Building a Great PowerPoint Presentation 何しろ、たった6つしかなく、しかもそれがフラッシュのパワーポイント・ファイルになっており、さらに、その元になったパワーポイント・ファイル(テンプレート)がダウンロードできるというのですから、利用させてもらわない手はないと思います。 パワーポイントを見るにはこちらをクリックしてください。 とても簡単なTip(コツ)で、敢えて訳することもないのですが、敢えて訳させてもらいます。 1. KISS(Keep it Simple, Silly) 簡潔に行こう ・ ス

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  • 5号館のつぶやき : レポート売買サイト

    実際にアクセスしてみるとすぐにわかりますが、大学生向けのレポート売買サイトです。 最初は大学生同士の相互扶助サイトなのかとも思ったのですが、単なる相互扶助を越えて商売になっているようです。 レポートには値段が付けられており、たとえば「クローン」というキーワードで検索してみると41件のヒットがあります。値段の高いものから10件を表示したものがこれです。 最高値が2100円から最安値は105円までのものがあるようです。 日付順でソートして、最初の10件を表示してみると、今月の11日のものを最新に比較的新しいものが出てきます。 我々教員から見た、このサイトの最大の問題点は、ファイルが有料化されているので、学生が出したレポートの内容をネット検索で照合することができないという点です。 いちおう、値段を付けて売るからにはそこそこの内容レベルが保障されている可能性も高く、それがそのままレポートとして提出

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  • 弱者間抗争としてのポスドク問題 | 5号館を出て

    ちょっと前に話題になった赤木智宏さんという方が論座に書いた「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」という論文があります。著者人のサイトで全文が公開されていますので、是非ともお読みいただきたいのですが、読んでみるとポスドク問題とのあまりの相似性におどろかされます。 「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。 「就職して働けばいいではないか」と、世間は言うが、その足がかりはいったいどこにあるのか。大学を卒業したらそのまま正社員になることが「真っ当な人の道」であるかのように言われる現代社会では、まともな就職先は新卒のエントリーシートしか受け付けてくれない。 ・・・ そして何よりもキツイのは、そうした私たちの苦境を、世間がまったく理解してくれないことだ。「仕事が大変だ」という愚痴にはあっさりと首を縦に振る世間が、「マトモな仕事につけなくて大変だ」とい

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  • ポスドクから見たダメ教員 | 5号館を出て

    大学院にはいって自分で研究をするようになると、他の人の研究者としての能力を判断できるようになってきます。(それができない人は、まだまだ修行が足りないと反省してください。)さらに博士後期課程やポスドクになり、研究者としての自分の能力に自信がついてくると、自分よりも明らかに研究者としての能力が劣っていると思われる人間が、教授・准教授・助教でテニュアの職についているのを見ると、時には腹が立つことも多いだろうと思います。 さらに頭に来るのは、「公募」と称して自分も参加したポスト獲得競争において、明らかに自分よりも業績や能力に劣ると思われる候補者が選ばれることをしばしば経験することでしょう。そのたびに、この国にはフェアな競争がないと絶望的な気持ちになることは想像に難くありません。 もちろん、「公募」と称した募集の中には、公募という形にしなければ文科省に叱られるからという理由で形だけ公募の形態をとった

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  • ポスドク問題が新しいフェーズに | 5号館を出て

    10月14日のエントリー「大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか」には、現時点まででコメントが213付いています。以前は、コメントが100を越えたりすると「議論沸騰」という感じがしたものですが、今回は200を越えても、当然のように冷静に生産的な議論が続いているような気がします。 その理由のひとつかどうかはわかりませんが、最近は深夜を越えると海外からのアクセスが多くなってくるというのが日常になっており、コメントの書き込みもそのかなりが海外におられる方からではないかという気がしています。というわけで、昼間は日から、そして夜中は海外からという時間差を乗り越えながら、中味のある議論がされているようです。 あまりのコメントの多さおよびその内容の厚さに、私ひとりではとても対応しきれるものではないのですが、私がいようといまいとコメンテーターの方々がどんどんとお互いに議論を深めていっていただけるのを「横か

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  • 大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか | 5号館を出て

    10月6日の「ポスドク問題の国家的損害」というエントリーに、たくさんのコメントがついて議論になっています。その中で、Aさんという方のコメントが大学院問題の核心をついた重要な点を指摘していると思われますので、こちらに再掲させていただいて問題を整理したいと思います。 10月13日のAさんのコメントから抜粋します。 これを読んでいる中に大学教育の関係者の方が多いのであれば、せっかく匿名なのですから「なぜ大学は今、大学院生が欲しいのか」について音で話してもらえませんか? これまでの説明ではほとんど理解できません。また、これまでに企業や社会からほとんど必要とされることのない博士を大量生産してきたわけですが、「大学の考える大学院教育は、国民の税金でまかなわれる教育として妥当だったのか」についても意見をうかがいたいと思います。 これに対して私が書いたコメントです。 Aさん。他人事にように言うと叱られる

    大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか | 5号館を出て
  • 大学院生の就職活動 | 5号館を出て

    早いところではもう大学院修士課程の学生の就職活動(就活)が始まっているそうです。最も早い製薬系では9月から採用活動が始まるとのことですが、もちろんこれは来年の春に卒業する人に対するものではなく、再来年春に卒業予定の大学院生の話です。首都圏から遠く、比較的スタートが遅いと言われている我が大学でも、ほとんどの学生が年内には就活を開始します。 ちょっと前までは、年明けに活動を開始する学生も珍しくなかったのですが、年々早まってきており、12月11月と手前に繰り上がってきて、最近は10月に動き始める学生も珍しくありません。もちろん採用側が9月に開始すれば、学生も9月に動き出すのは当然と言えましょう。 修士の1年生が入学したのは、この春です。日の大学では、4年生の卒業研究を行った研究室でそのまま大学院に進学して研究テーマも継続するというケースが多いので、その場合ならば、研究を始めてから1年半くらいで

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