タグ

ブックマーク / 2006530.blog69.fc2.com (3)

  • 読書日記 岩屋天狗

    『ザビエルの同伴者アンジロー』の紹介も長くなったが、最後にアンジロー書翰、 度々論じられる有名なアンジロー(ヤジロウ)の自己紹介的書簡についての興味深い一章を読んでみる。 ■アンジロー書翰 ・・・中略・・・ ★過去の翻訳の問題点 書翰は過去七〇年間にわが国で四回翻訳され、キリシタン史の開幕を飾る書翰として、また日人がポルトガル語でアルファベットを用いて記した最初の書翰として知られてきた。私も作者がアンジローで、使用言語がポルトガル語であると信じて疑わなかったが、アンジローの生涯を調べる必要上、念のため現存する書翰のマイクロ・フィルムを南欧三カ国から取り寄せた。その結果、原が現存しないことから、原とほぼ同時期に作成された四写が手元に集まった。これらの写を比較対照すると、いろいろなことが分かってきた。意外なことに四ともポルトガル語ではなく、すべてスペイン語で書かれていた。原

  • 読書日記 ●疑 史(第40回) アヤタチとサンカ (終)  

    ●疑 史(第40回) アヤタチとサンカ (終) 謎の民族といわれる山窩(サンカ)と、その頭領とされるアヤタチについて、前月号まで述べてきた。アヤタチを称する丹波桑田郡穴太村上田家の伝承を、1族の外科医・渡辺政雄から吉薗周蔵が聴き取った記録から、私が組み立てた仮説であるが、何しろ従来の歴史観念を大きく塗り替えるもので、さだめし当惑しておられるであろう読者のご理解のために、わが仮説の梗概を以下の一文にまとめてみた。 サンカは来、イスラエル十支族の末裔で邦に渡来したアマベ氏を核とした特定の人的集団のことで、その「他称」と思われる。多神教を奉じた十支族は、ユダ族一神教徒の専横を憤って袂を別つが、独立したイスラエル王国は前734年、アッシリアに滅ぼされた。隷囚の身の十支族は身を以て逃れ東方に流移するが、主たる経路はインド洋治岸沿いの海上の道と、大陸内部を貫くシルク・ロードであった。 インド洋沿岸

  • 読書日記 ●読書のきっかけ。

    最近は梅雨の晴れ間をぬって泊りがけでトレーニングに出かけている。 滞在期間は天気次第、テレビなしネット環境も不備なので 夜はラジオニュースをチェックする以外は読書(ただし疲労から三昧とは行かないが)。 ********** 読書の経緯(手に取るきっかけ) その一例 何を読むか? きっかけは? 人により様々だろう。 私の場合は①<著者>によることが大半だが、たまに②信頼する人の薦めによることもある。 今回紹介の二冊は、②の例だ。 SHINYA TALK 6月11日の記事(『通販生活』の紹介) http://cat-walk.jp/photalk/ ↓ ↓ ↓ ★『通販生活』(¥180) ↓ ↓ ↓ 紹介されているから二冊をピックアップ。 ★『原発危機と「東大話法」』 安富 歩 明石書店 2012.1.15 ★『歌集 小さな抵抗 殺戮を拒んだ日兵』 渡部 良三 岩波現代文庫 2011.11

    danzaemon
    danzaemon 2012/06/26
    読書日記
  • 1