今年も静岡の森町にある佐野ファームでとれた治郎柿*1を頂きました。 子供の頃 柿は家で穫れても喜んで食べるほどではありませんでした。熟れた柿は苦手だったのでまだ固くて渋みがある柿を食べていたせいかも知れません。「酔っぱらいを追い出すには柿を食わせろ。」と言われるようになった40歳くらいになってようやく柿の甘さ 美味さが分かるようになった気がします。 美味しんぼというマンガ本の中で登場人物の1人に海原雄山という料理家であり陶芸家がいます。彼が言った言葉で「和菓子の甘さは柿の甘さを越えてはならない」というのが何故かしら印象に残りました。今の菓子の甘さを壊したのは砂糖であるとも言っています。子供の頃には柿の大人っぽい自然な甘さでは物足りなくてチョコレートやキャンディのような強烈に甘い菓子ばかり求めていました。 大人って言われる頃 からか自然な甘味が理解できるようになりました。かと言ってカスドース