6月29日、日銀の黒田東彦総裁は、日本経済は世界的なインフレ傾向の影響をそれほど受けていないとして、緩和的な金融政策を維持すると述べた。国際決済銀行(BIS)が29日、スイス・バーゼルで26日に開催されたセミナーの録画を公表した。写真は都内で2019年12月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 29日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は、日本経済は世界的なインフレ傾向の影響をそれほど受けていないとして、超緩和的な金融政策を維持すると述べたほか、15年間のデフレ経験により国内では賃金の伸びが抑えられていると指摘した。