桜井市環境部業務課職員による覚醒(かくせい)剤授受事件にからみ、新たに28日、覚せい剤取締法違反容疑で同課アルバイト職員、藤川源記容疑者(26)が、大麻取締法違反容疑で同課臨時職員、細川雅一容疑者(26)が逮捕された。薬物をめぐる同課職員の逮捕は、元職員も含めてこれで5人。職場が犯行の舞台となった容疑事実もあり、とどまるところを知らない不祥事は「薬物汚染」の様相を呈してきた。市当局も打つ手なしの状況で、市民の不信感は高まる一方だ。 「覚醒剤が職場に広がっていたという大変な事態。警察の徹底した捜査により、根を絶っていただきたい」。両容疑者の逮捕を受けて同日、谷奥昭弘市長はコメントを通じて市民に謝罪した。 市によると、業務課職員は現在67人。うち1割近くが、薬物に手を染めていた計算となる。谷奥市長は職場への覚醒剤蔓延(まんえん)という最悪の事態に危機感をにじませながら、「薬物一掃へ断固とし
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