連休のアルタ前でクルマ横転の大事故!? 実はこれ、2008年11月23日(日)に行われた警視庁によるバイク用プロテクタ普及キャンペーンの1シーンだ。ド派手なスタントで行われたこのキャンペーンは「スケアード・ストレイト」という手法。事故を再現することで対象者にそれを疑似体験してもらう、というもので、実際の再現シーンではギャラリーからは悲鳴やどよめきが起きて、事故の怖さへの認識やバイク用プロテクタの必要性にはだいぶ効果があったようだ。 現在バイクの運転では着用義務になっているヘルメットのお陰で事故時の頭部への損傷はかなり防がれるようになった。しかしその頭部に次いで2番目に多く損傷を受けている胸部に関してはあまり対策が取られていないのが実情だ。胸部は心臓や大血管・肺などの重要器官が集まっており損傷を受けると生命に重大な危機をもたらす可能性が高く、また肋骨・胸骨が折れることで骨が肺を突き刺して肺挫