テレビ朝日は、先月放送されたニュース番組でコメンテーターとキャスターの間でニュースと直接関係のないやり取りがあった問題で、不適切な放送の結果責任があるとして、会長や社長ら3人が役員報酬を一部自主返上するとともに、社内処分として番組の担当部長ら3人を戒告としたことを発表しました。 この問題についてテレビ朝日の吉田慎一社長は28日の定例会見で、不適切な放送の結果責任があるとして、早河洋会長と、吉田社長、報道局長の3人が役員報酬の1か月分の10%を自主返上するとともに、社内処分として27日付けで番組の担当部長や担当プロデューサーら3人を戒告としたことを明らかにしました。 吉田社長は会見で「不適切な事態に至ったことについては深く反省している。混乱を防げなかった結果責任があり、改めておわびいたします」と述べました。