<太りすぎの子供は、身体的な問題だけでなく、健全な社会性までも培えない可能性が> 肥満体型の子供は、標準体型の子供に比べて友達ができにくいことが判明した。南カリフォルニア大学で予防医学を研究するケイラ・デ・ラ・ハイエ助教授は7日、科学系ニュースサイト「ライブ・サイエンス」で、「太った子供は仲間外れになっている」と指摘。さらに「拒絶と嫌悪を受けることで社会性が養われないリスクもある」と警鐘を鳴らした。 研究はオランダのとある高校の28クラス504人を対象に行われた。身長と体重を測定したうえでアンケートを実施。友人だと思う人と、嫌われていると思う人の名前を人数制限なく挙げるよう指示した。 結果は一目瞭然だった。70%のクラスで太っている子よりもスリムな子のほうが、友人と見なされる傾向にあった。そして肥満の子たちは、スリムな同級生より嫌われる確率が1.7倍高かった。 【参考記事】法律でデ