(CNN) 米カリフォルニア州オークランドのコーヒーショップが、制服姿の警官の入店を拒む方針を打ち出して物議をかもしている。 きっかけは2月16日、「アスタ・ムエルテ・コーヒー」が、制服姿で来店した1人の警官の入店を拒んだことだった。これは同店の経営方針に基づく措置だったといい、インスタグラムへの投稿の中で、「警察がいると、身体的・精神的な安心感が損なわれる」と説明している。 CNN系列局のKCRAによると、入店を拒まれたのは、アラメダ郡ラテン系警察官組合の代表を務める警官だった。この警官はKCRAの取材に対し、入店を拒まれたことには驚いたが、事を荒立てることなく店を出たと話している。 オークランド警察は3月8日、「客を選ぶ経営者の権利を尊重する。オークランド警察は地域の他のメンバーと連携して、地域社会の結束を目指す取り組みの中で、事業者との建設的な対話を図る」とするコメントをツイッターに