(桃田 健史:自動車ジャーナリスト) ホンダが最上級スポーツカー「NSX」の生産を2022年12月に終了する。 2021年8月発表予定の「NSX TypeS」が2代目NSXの最終モデルとなり、販売予定数はグローバルで350台、そのうち30台が日本向けに割り当てられる。NSXの後継モデルについて、現時点でホンダは明らかにしていない。 また、軽自動車のスポーツカー「S660」が2022年3月で生産中止となるほか、埼玉県の狭山工場閉鎖に伴い高級セダン「レジェンド」、ミニバンの「オデッセイ」、そして燃料電池車「クラリティ」も2021年内に生産中止となることが決まっている。 こうした相次ぐモデル廃止は、ホンダにとって何を意味するのだろうか?
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