Published 2023/10/21 16:33 (JST) Updated 2023/10/21 16:49 (JST) 旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を受け、フジテレビは21日、社員、元社員への調査に基づく検証番組を放送した。渡辺奈都子報道局長が「男性に対する性被害への認識が著しく低かった」と、反省の弁を述べた。 喜多川氏のセクハラ行為の真実性を認めた、03年の東京高裁判決を報道しなかったことについて「正面からニュースで扱う認識が全くなく、芸能ゴシップ、スキャンダル的な扱い」をしたとする、当時の報道部門関係者の証言を紹介した。 事務所所属タレントの逮捕情報をいち早く把握したが、報道局側と編成局側との調整により、他社よりも遅く報じることになった事例を公表。渡辺局長は「気遣いや配慮があったことは認めざるを得ない」と話した。 「他社のイケメング