アマゾン(Amazon)が、同社のクラウドを使った音楽配信サービスに関し、大手レコード会社4社とライセンス契約を結んだとことが明らかになった。これにより、アマゾンでもアップルの「iTunes Match」と同様のサービスが提供できることになる。 アマゾンは昨年3月、ユーザーがクラウド上に保存した自分の楽曲ファイルをインターネット経由で聴けるようにするサービスを開始。ただし、一部の大手レコード会社との契約なしで開始されたことから、当初はユーザーが自分の手でアマゾンのサーバーに楽曲ファイルをアップロードする必要などがあるなど使い勝手の悪さが指摘されていた。 アマゾンは今回、このクラウド音楽サービスについて、ユニバーサル、ソニー、EMI、ワーナーの4社とライセンス契約を締結。これにより、ユーザーがローカルマシン内に保存した楽曲のライブラリーをスキャンし、サーバー上の音楽とマッチさせて提供すること