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ブックマーク / science.srad.jp (34)

  • 海のプラスチックゴミのうち4分の3以上は漁業関連などが原因。日本からが最多 | スラド サイエンス

    自然保護団体「The Ocean Cleanup」が2019年に太平洋ゴミベルトで採取した573kgのプラスチックごみの分析結果を公開した。 通説では「海洋プラスチックごみの約8割は陸域から発生」とされていたが、実際は約8割は沖合での漁業活動によるものだった。文字やロゴが確認できたゴミの内訳では日からのものが34%で最多で、中国が32%で続いた。 Scientific Reportsに掲載された研究によれば、太平洋ゴミベルト(GPGP)のプラスチック破片の75%から86%が漁業活動に由来しているという。以前の調査では、GPGPのプラスチック塊のほぼ半分が漁網とロープで構成されていたが、残りの大部分を占める硬質プラスチック物体と小さなフラグメントの正体は分かっていなかった(Scientific Reports、Ocean Cleanup)。 非営利組織オーシャン・クリーンアップ(Ocean

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    daruyanagi 2022/09/07
    どうなんやろな
  • 訃報: 生物学者のエドワード・O・ウィルソン氏。92歳で死去 | スラド サイエンス

    現地時間12月26日、進化生物学・生態学・生物多様性科学に多大な貢献をしたエドワード・O・ウィルソン(Edward Osbourne Wilson)が92歳で亡くなった(E.O.Wilson Biodiversity Foundation(PDF)、New York Times、Reuter、時事通信)。 エドワード・O・ウィルソンは、1963年にロバート・H・マッカーサーと共著で種数平衡理論に関する論文を発表し、1967年にこれを含む著名な書籍『The Theory of Island Biogeography』を著したことで生態学と進化生物学に新たな基礎理論を打ち立てた。また、1975年に出版された『Sociobiology: The New Synthesis (邦題:社会生物学)』は、長く続く論争の幕開けとなった。1978年の『On Human Nature (邦題:人間の性につ

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    daruyanagi 2021/12/28
    南無い
  • 日本における新型コロナ感染拡大、海外からの帰国者が大きな感染源であることが判明 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 日における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染は、多くの感染者を出した大型客船「ダイヤモンドプリンセス号」や中国からの訪日外国人ではなく、海外在留邦人や海外旅行者といった海外からの帰国者経由で広まったとの分析結果を国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センターが発表した(朝日新聞)。 SARS-CoV-2などのウイルスの遺伝子は感染の過程で変異を繰り返すことが知られているが、感染症研究所はこれを利用し、SARS-CoV-2感染者から採取したサンプルの全遺伝子(ゲノム)情報を分析して感染者のつながりを視覚化した。その結果、1月から増加していた中国やダイヤモンドプリンセス号由来の感染は2月中までに押さえ込むことに成功していたものの、その後ヨーロッパや北米からの帰国者からの感染拡大が急増したことが確認できたという。

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    daruyanagi 2020/05/01
    次回からはまず、速攻ここを重点的にやればいいんやな(教訓、教訓
  • 人類は死体になってもなお地球に悪影響を与える | スラド サイエンス

    人類の活動は地球の環境に大きな影響を及ぼしているが、人間は死んだ後も地球環境に影響を及ぼすという調査結果が発表された(PHYS.ORG、AFP)。 人間の遺体は多くの場合墓地に葬られることとなるが、その遺体からはさまざまな成分が土壌に流出する。そのため、墓地周辺の土壌の成分がほかの場所と異なるものになってしまうという。これらの成分は動植物などに必須なものが多いため、逆にほかの場所で生命にとって必須な成分が希薄になるという可能性がある。 また、遺体からはたとえば歯の詰め物に由来する水銀のような有害な物質が流出する可能性もあるようだ。そのため、今後は環境への影響が少ない埋葬方法を考える必要が出てくるかもしれない。

    人類は死体になってもなお地球に悪影響を与える | スラド サイエンス
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    daruyanagi 2017/05/02
    死んでも迷惑だなんて、俺ららしいじゃねえか!
  • NASA曰く、「日本は有人火星探査に消極的」 | スラド サイエンス

    NASAの監察官室は5日、NASAが国際協力プロジェクトとして計画中の火星有人探査について、日が「果たすべき役割が明確になるまで参加は難しい」と難色を示しているとの報告書を明らかにした(共同通信、日経新聞)。 この報告書は海外宇宙機関との協力状況について調査したものとのことで、日は「通信や天気予報など、国民生活に具体的な利益のある宇宙開発以外は、年々予算獲得が難しくなっている」との現状も記されているという。ただし、難色を示しているのは日のみではないようで、フランスなど欧州の宇宙機関も未だ態度を明らかにしていないとも記述されているとのこと。 こうした情勢は日人としては以前から感じていたものではあるが、ついに海外からもそのように認識されるようになってきたということであろうか?

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    daruyanagi 2016/05/09
    ???「女子高生なら低コストで宇宙へ送り出せますよ」
  • 人間は性的に興奮しているとハイリスクな賭けをしやすくなる? | スラド サイエンス

    カナダ・ウィンザー大学の研究者らによると、人間は性的に興奮した状態になると抑制が効かなくなり、判断能力が低下するという(Korea Times、Mail Online)。 男女ともアダルトビデオを観て興奮している状況ではブラックジャックなどでよりリスクの高い賭けに出やすくなることが分かったとのこと。また、そのような状態だとコンドームを付けないでコトに及んでも良いと考えやすくなるという。 興奮してると能が勝り理性による判断よりも快楽に従って行動してしまうのはわかりやすい。

    daruyanagi
    daruyanagi 2016/02/04
    “そのような状態だとコンドームを付けないでコトに及んでも良いと考えやすくなる” めっちゃわかる
  • 自身に性器を突き刺して精子を送り込む生物 | スラド サイエンス

    マクロストマム・ヒストリクスと呼ばれる水生扁形動物は、環境によっては「針のような生殖器を自身に突き刺す」という行為を行うという(AFPBB、英国王立協会紀要掲載論文)。 マクロストマム・ヒストリクスは、オスとメスの生殖器官を両方備える両生動物で、針のような生殖器を使って相手の体内に精子を送り込むことで交尾を行うそうだ。しかし、交尾相手が不足している場合、この針を自身の頭部などに突き刺して精子を送り込むという。これは、交尾相手が少ない条件下で子孫を残すために、自己受胎という方法を進化させた可能性があるとのこと。

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    daruyanagi 2015/07/06
    おおお……先手打って、単性婚制度作らんとあかんな
  • Bitcoin採掘、消費電力が増えすぎて環境問題に | スラド サイエンス

    Bitcoin採掘には、1日当たり982メガワットという膨大な電力が費やされているという。これは米国の31,000世帯分の電力供給量に匹敵するとのことで、現実的な社会問題となるのに充分な量だという(家/.、Bloomberg記事)。 今後、Bitcoinが通貨として商業取引に幅広く使用されるようになれば、Bitcoin採掘に伴う電力の需要が更に劇的に増加するとのこと。 金銀位制時代の実世界では、通貨のための鉱物採掘において、資源をいつぶし価値を崩壊させるという過程を通ってきたが、Bitcoinでも同様のことが起きているのだという。

  • 父親の年齢高いほど子どもの遺伝子の変異が発生しやすい? | スラド サイエンス

    アイスランドのゲノムデータ企業「デコード(deCODE)」などのチームによると、新たな「遺伝子変異」と受胎時の父親の年齢には関連性があるという(AFPBBニュース)。過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されている。 このチームは、親の遺伝子にはないゲノム配列の変化を見つけるために、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行ったところ、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示されたという。一方で新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連はなかった模様。 現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だが、40歳の場合では65だった。新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほど上昇、父親の年

    daruyanagi
    daruyanagi 2012/08/29
    男も早いとこ結婚すべきなんやなぁ。若い子に任せた
  • ヒトに高い知性を獲得させたかもしれないコピーミスが特定される | スラド サイエンス

    ある遺伝子の選択的な複製がヒトの知性の進化に寄与した可能性があることが指摘されている (Discovery News の記事、(家 /. 記事、doi: 10.1016/j.cell.2012.03.033) 。 ヒトにはおよそ 30 個の選択的に複製された遺伝子があり、これらは偶発的なコピーミス (部分的なコピーの重複) により生じている。研究グループはこのうち SRGAP2 に着目してこの遺伝子を部分的に重複させて、元来 SRGAP2 を持たないマウスのゲノムに導入したところ、脳が発達する間の神経細胞の移動が速くなったとのこと。これは脳組織の効率を良くする働きがある。しかも、脳細胞から突起した軸索が他の細胞と結合する様は、より人間的な脳のようであったとのこと。

  • 1キログラムの基準、120年ぶりに見直しへ | スラド サイエンス

    「1キログラム」の基準が120年ぶりに見直されることとなった(NHKニュース)。 現在1キログラムは、国際度量衡局に保管されている「キログラム原器」と呼ばれるプラチナとイリジウムの合金が基準となっているが、以前汚れを落とした時に必要な質量をも落としてしまったらしく、わずかに軽くなってしまっていたようだ。そのことをふまえ、新しい基準は日の最先端技術を用いて、「原子の数」を基準にするようだ。

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    daruyanagi 2011/10/18
    「以前汚れを落とした時に必要な質量をも落としてしまったらしく、わずかに軽くなってしまっていた」
  • 前田建設ファンタジー営業部、今度はドミノピザ月面店舗の見積を受注。 | スラド サイエンス

    先日トレーシーアイランドの基地建設の見積もりを請け負った前田建設工業ファンタジー営業部がまたまた見積もり案件を受注しました (ドミノピザ 月面出店計画のページ)。 ドミノピザ月面出店計画の見積もりを行い、土地代を除き 1 兆 6700 億円とはじき出しました。うち 5600 億円が地球から月への資材運搬費用だそうです。詳細についてはこれから順次発表されるみたいですが、どのような方法で宅配を行うのかが一番の楽しみです。さすがに地球から注文を受けることはないと思いますが。 前回が協和発酵キリン、今回がドミノピザと、営業部らしく外部から案件をもらってくるようになったようです。今後は実際に施工を依頼する初めての客が誰になるのか、それが一番の注目点でしょう。ファンタジーの世界に出てくるような超お金持ちの施主をお待ちしております。 プレゼンテーションは Chapter 1 から 6 まであり、ムービー

  • 「最も侵略的」とされるイネ科植物スパルティナ・アルテルニフロラ、国内侵入 | スラド サイエンス

    「もっとも侵略的な外来種」とされるスパルティナ・アルテルニフロラの群落が愛知県豊橋市の梅田川河口両岸に確認されたそうだ (YOMIURI ONLINE の記事より) 。 国の絶滅危惧 2 類に指定されるハマサジやシバナなどの希少植物を追いやるように、約 1 km にわたり、高いところでは約 2 m に成長して群落を形成しているとのこと。アルテルニフロラを含むスパルティナ属が侵入した米国西部ワシントン州では、干潟が草地に変わり、魚や鳥の餌場や生息地が失われたという。日への侵入経路は不明だが、貿易港である三河港に停泊中の積み荷のない船のバラスト水に種子が紛れ込んだ可能性がある、とは愛知県移入種検討会の滝崎吉伸委員の言 (YOMIURIN ONLINE の記事) 。

    daruyanagi
    daruyanagi 2011/08/18
    イカ娘じゃなかった
  • 少数派の意見が大多数に支持されるための転換点は、人口の 1 割 | スラド サイエンス

    「人々の 1 割が何らかの確固たる信念を持つ時、この信念は社会の大多数に広まり受け入れられるようになる」ということが研究によって明らかになったそうだ (Science Blog の記事、家 /. 記事より) 。 これは何らかの信念や意見、考えなどがどのように社会に広まっていくかを解明する研究であり、米 Rensselaer Polytechnic Institute の研究者らによって行われたとのこと。この研究によると、何らかの信念や考えを持つ人々の割合が 1 割に満たない場合、これが人口の大多数にまで広がるには膨大な時間がかかるそうだが、一度 1 割に達してからは、まるで炎が広がるようなスピードで人々に広まっていくという。 少数派の意見が大多数の人々に支持されるようになる転換点はその人口の1割であるとのことで、最近でいえばチュニジアやエジプトにおいて何十年も存続していた独裁政権がたった

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    daruyanagi 2011/07/28
    「六次の隔たり」みたいな話を連想した。主張する人が身近にいれば、耳を傾ける気になるし、理があれば納得できる(or 感情面で同調の余地がある)。
  • 人間は権力を持つと「視野が狭くなり偽善的になる」という実験結果 | スラド サイエンス

    ノースウエスタン大学の心理学者 Adam Galinsky 氏らが、権力を持った人間はどうなるのか、という実験を行ったそうだ (WIRED VISION の記事より) 。 実験では被験者に「権力を手にした経験」もしくは「権力がないと感じた経験」を語らせた後、視野の広さ / 狭さやどれだけ倫理的か、というのを簡単なテストで測定したという。すると、権力を手にした経験を語った被験者のほうが「視野が狭く」、また「倫理的な過ちを正当化しやすくなる」という結果が出たそうだ。

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    daruyanagi 2011/06/07
    「権力」とやらで、なんでもなんとかできると思っちゃうんだろうな。「権力」がなにを基礎にしているかとか、考えなくなる
  • 縄文時代のノコギリクワガタが奈良で出土 | スラド サイエンス

    縄文時代のノコギリクワガタが奈良で完全な形で出土したそうです(発表資料PDF、MSN産経ニュース)。 「縄文時代晩期の流路の南岸に検出した樹根8(アカガシ亜属)の 下より、仰向けの状態で出土しました」とのことで、周囲から同時代の土器が出土していることから、ノコギリクワガタの埋没時期もこれと同じ時代であると考えられるそうだ。 体長約63.5mm、最大幅15.0mmで、左前肢は確認できないものの、その他はほぼすべての部位が確認できるとのこと。体毛の残存も確認できたそうだ。このようにほぼ全身が出土した例はいままでになく、昆虫学の研究資料としても期待できるとのこと。 発見者の松岡調査員は「子供のときクワガタを昆虫採集で見つけたときと同じ感動があった」と話したそうだ。出土したクワガタは橿原市畝傍町の橿考研付属博物館にて、5月25日から6月12日まで展示されるとのこと。

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    daruyanagi 2011/05/26
    これはクワガタの出土もあるで
  • 「はやぶさ」プロジェクトチームがフォン・ブラウン賞を受賞。 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2011年05月25日 11時00分 すりかえておいたのさ (エゴと人類全体の問題を) 部門より 小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームが、「初の太陽周回天体表面への往復と試料の帰還」を行なった功績により、National Space Society の NSS Von Braun Award (フォン・ブラウン賞) を受賞したそうだ (JAXA のトピックスより) 。 フォン・ブラウン賞はその名の示す通りヴェルナー・フォン・ブラウン博士に因むもので、現在までにアポロ計画のリーダー、ジョージ・ミューラーなど 8 名が受賞しているが、チームとしての受賞は初めて。

  • 音を片側にしか伝えない防音壁、理論的に実証される - スラッシュドット・ジャパン

    ある側から反対方向へは音を伝えるが、その反対方向には音を伝えないという「One-way sound wall」が理論的に実証されたとのこと (Discovery News の記事、家 /. 記事、doi: 10.1103/PhysRevLett.106.164101) 。 これはフィレンツェの国立研究機構に所属する Stefano Lepri 氏と Giulio Casati 氏によるもので、熱ダイオードの熱伝導が非対称である事に着目した。「ある部屋でバンドが演奏しており、その隣人はバンドの音は聞こえないが、隣人たちの会話はバンド演奏隊の人たちには聞こえる」ということを実現出来る可能性があるという。

  • 探査機あかつきが太陽に最接近、温度を下げるために姿勢を変更 | スラド サイエンス

    昨年の12月に金星の軌道投入に失敗して太陽を周回している探査機あかつきの現状について、JAXAから発表があった(JAXAのプレスリリース、時事通信の記事)。 軌道が当初の想定より内側になったために、探査機が浴びる太陽熱は設計値の2,800W/mを超え最大で3,655W/㎡へ増加すると予想され、厳しい状態となっているとのこと。 3月10日には探査機の+Z推進弁の温度が設計仕様の70℃を超えたため、3月15日に探査機の姿勢を変更することで許容値以下まで温度は低下した。ただしこの姿勢変更により、大容量のデータ通信に必要な高利得アンテナの向きが変わったため、探査機の運用に一部制限が必要な状態となっている。 JAXAでは引き続き、4月17日の近日点通過に向けて熱の影響を最小限に抑える運用に集中していくとしているが、探査機の表面や部品が許容温度を超えてしまう可能性や、断熱材が劣化する恐れがあり、これか

  • 「地球シミュレータ開発史」PDF 版公開 | スラド サイエンス

    2/17 公開なのでいささか旧聞に属するが、地球シミュレーターセンターによると「地球シミュレータ開発史」の PDF 版が公開されている。 発行は昨年 12 月なので書籍の PDF 版をウェブに公開したもののようだ。説明は不要かもしれないが、地球シミュレータは 2002 年に完成、世界最高性能を示すと、ドッグイヤーとも言われる業界において2 年間に渡って世界トップに君臨した。アメリカにおいては、宇宙開発史上のソ連の人工衛星スプートニクによる衝撃「スプートニクショック」になぞらえ、計算機開発史上の「コンピュートニクショック」とも言われた (その他受賞歴) 。 全 109 ページからなるこの文書の章立ては、 第1章 地球シミュレータ開発への道のり第2章 動き出した地球シミュレータ計画第3章 世界最高性能をめざして第4章 地球シミュレータ完成となっており、1990 年代前半から 2002 年の完成