菅義偉(すが・よしひで)官房長官が安全保障関連法の政府説明を強化しようと首相官邸のホームページ(HP)に開設した特別コーナーに寄せられた同法の廃止や撤回を求める意見が7件にとどまっていることが5日、分かった。同コーナーへのアクセス数は減少傾向で、法案採決時に国会前で盛り上がった反対運動とは対照的に、国民の関心はあまり集まっていないようだ。 特別コーナー「『なぜ』、『いま』、平和安全法制か?」は10月20日に開設。日本を取り巻く国際情勢や抑止力の意味などを詳しく解説し、安保関連法の必要性を説明している。 菅氏は自らの写真を掲載し、「皆さん、まずは(説明を)ご覧いただけませんでしょうか? そしてご疑問、ご意見をお寄せください。『もっと説明してほしい』など、なんでも結構です」と呼びかけている。 ただ、10月31日までに官邸HPを通じて寄せられた意見は計152件。政府によると、安保関連法と憲法との
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