沖縄県名護市の浅瀬に米軍の新型輸送機オスプレイが不時着し大破した事故を受け、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の移設先となる名護市辺野古(へのこ)で、移設反対派の人々が十七日、抗議集会を開いた。米軍がオスプレイ一機の飛行再開を日本側に打診したことで、反発の声はさらに強まった。事故現場を視察した沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事も「原因究明まで再開しないよう国が要請しているわけだから、米軍は真摯(しんし)に応えるべきだ」と批判した。 集会には主催者発表で約九百人が参加。名護市の稲嶺進市長は、十三日の事故に関し「誰が見ても墜落だ。同様の事故は今後も起きるだろう」と日米両政府を批判した。 同県恩納(おんな)村の無職上田康平さん(68)は、早々の飛行再開打診に「県民の声を何とも思っていない表れだ」と声を震わせる。市民団体「ヘリ基地反対協議会」共同代表の安次富(あしとみ)浩さん(70)は「安全
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