2016年1月24日のブックマーク (1件)

  • さだまさし 『オホーツクはるかなり』

    さだまさしのアルバム未収録曲。 三題噺(観客から適当なお題を三つもらって即興で落語をつくること)のテレビ番組 「ざこば・鶴瓶 らくごのご」にゲスト出演したさだは「自分が選んだお題で曲をかけるか」というざこば・鶴瓶のリクエストを受けて、この曲をつくりあげた。 歌に、敢えて「北方領土」という政治的なにおいのする単語を使わなかったことで、政治的イデオロギーなどとは関係ない「父」の望郷の念や平和への願いといったものが、よりいっそう深まったように思う。 (追記:調べてみたところ、最初は「干瓢」で曲を書けといわれ、「どうせなら三題全部おりこむ」と受けてたったようです) また、「干瓢」という滑稽な音の響きを所謂「テンドン」で用いることで、涙を誘うアイテムへと転換させるているのは、落研出身であるさだの作詩力の真骨頂といえないだろうか。

    さだまさし 『オホーツクはるかなり』